2022/08/01 追記しました。
「Fuji・技徳・グラファイトハンドル」で、チャンピオンタイプ ・
フェルールも対応可能に!
と、2021年6月にご紹介しました。
が、その後
作業も部品も少なく済む方法がありました。
この2点です。
使用部品
・Fuji・メタルパーツ・A-WCH
・Fuji・N・アダプター・9.0mm
使用する道具
・ノコギリ
・ヤスリ
カッターナイフ・
100円ショップで購入可能です。
加工した部品
2022/08/01 追記
N・アダプターの全長を「45mm」としていましたが、
ヘッド部を締めた時のおさえ具合は、長い方が機能するので、
「50mm」から徐々に短くした方が良いです。
ただし、長くなった分、本体とヘッドの隙間は広がります。
作業工程動画を、当方のYouTubeページに掲載しましたので、
ご参考にしてください。こちらからどうぞ
5月1日に公開いたしましたが、一部改訂いたしました。
(青い文字が、改訂箇所です)
(緑文字は、更に追加改訂です)
『Fuji・技徳・グラファイトハンドル』で、
チャンピオンタイプ ・バットフェルールを、
使用可能にする方法
2021年限定発売された、このハンドル。
旧型GH-15よりも、はるかに軽量で剛健さを、
合わせ持つ仕上がりとなりました。
心待ちにされた方々も多く、まさに一瞬で完売して
しまいました。
さて、この軽量ハンドルに、
『チャンピオン・フェルール仕様の竿を装着したい!』
と、お考えの方も多いのでは。
ありました!装着可能な方法が!!
(親しいお客さんに情報をいただき、極力簡単な製作方法にしました)
このような部品を、ハンドル内におさめると、
可能になります。
必要な部品は、
1.N・アダプター・14.0mm(富士工業社製)
2.チャンピオンフェルール・コネクター(スミス社製)
(スーパー・ストライク・フェルール・ロッドの場合は、
内径の広い「スーパー・ストライク・フェルール・コネクター」
ご使用で、装着可能になります。加工作業は同様です)
3.A-WCH-8.0mm以上のサイズ(富士工業社製)
部品作り
先ず、N・アダプターの先端部(太い部分)を切り、
次に、チャンピオンフェルール・コネクターの、
ストレートな部分に被せ、長い部分を切ります。
長さが合ったら、縦割れを入れれば、
コネクター部は完成です。
※縦割れ加工無しで機能しますが、ハンドルからの
抜き差しが楽になるので、入れました。
最後はコネクターを締める部品作りです。
富士工業社製の『A-WCH』が入手しやすく、
カラーも選べるのでおすすめです。
「WCH」は未加工状態で機能します。
下画像の順番でおさめると
チョロっと見えて、「粋」な感じです。
GH-15ヘッドキャップも同様です。
粋感上昇!?
ただし、本体との隙間が、大きくなります。
隙間を小さくする場合、「チャンピオンフェルール・コネクター」
の先端部を、短くすると解消されます。テーパー付けもお忘れなく。
こんな風になります。
これで、完成ですが、チャンピオンタイプの
バットフェルールは、各社から販売されており、
ロレット部(ギザギザ部分)の外径が様々です。
左画像の9.1mmですと、多少のガタ付きが出ますが、
抜けるような事はないと思います。
右画像の9.5mmですと、ガッチリ絞まります。
9.3〜9.5mmが許容範囲と思われます。
装着してガタ付きがでた場合、コネクター後部の割りを、
長め、幅広めにすると、解消しないまでも、改善はします。
ロレット部が細い場合は、画像の瞬間接着剤等で、
肉盛りをする方法もありです。
さらに簡単な方法ですと、セロテープ巻きでも使用可能になります。
上記部品は、旧型のGH-15ハンドルにも、
使用可能です。
旧型GH-12ハンドルは?
チャンピオンフェルール・コネクターの外径を、
12mm強に削り、締め込み部品(A-WCH)
無しで、ご使用いただけます。
外径は12〜12.5mmであれば、おおむね使用可能です。
先端部も短くし、テーパーをつけます。
加工したコネクターのみを、おさめます。
コネクターが見えて、そこが気になったので、
外径15mmのワインディンチェックを入れてみました。
マジックで色づけもしてみました。
(丁寧に塗る事を、お勧めいたします)
以上となりますが、ハンドルもその他部品にも、
多少の誤差があります。
加工される際には、急がず、あせらず、
少しずつ慎重にされる事を、お勧めいたします。
また、多少の誤差ゆえ、ガタ付きが解消できないこともありますが、
お使いいただくには充分かと、思います。
そして、加工される方は『すべて自己責任』である事を、
お忘れなきようお願いいたします。