「旦那さん、あした、釣り行ってくれば?」
「えっ!いいの?行って?」
「うん、遠くじゃなければ」
「左様でござるか。では、遠慮なく。いざ!まいろう各々方!」
「誰もいないんでしょ?行く人」
「…でした…」
てな事があり、今季初のオカッパリバス!
はたして…
到着〜。やや濁り気味か。ど・クリヤーよりは、いいかな。
天気は、まさに!釣り日和!
マズイ!釣りたい光線が…
先ずは新作のコレ。T’sガレージさん作『ペンシルベイト』
銀箔貼りのギラギラ仕様。
う〜ん、マロペンみたいだ。
トォ〜
シ〜ン
え〜い!お〜りゃ〜!トンデケェ〜!
シ〜ン!シ〜ン!シ〜ン!
出ないかぁ、すごい釣れそうなのに。
ん?ジェジェジェジェジェ〜!?
もう出てきたの?綿毛、早すぎだよ。
あの木からかぁ〜、名前知らないけど、
アントキの◯木?ではないし、
アントニオ◯木 の、はずがない。
やっぱ、あったかいんだなぁ。
冬、あんなに寒かったのに、いきなり春!
2週間くらい、早い気がする。
コレが出てる時って、良かったためしがない。
だいたい、ルアーが拾っちゃうし、糸にまで絡んでくるので、
精神的にも良くない。イライラの連続ですから。
投げまくってみたものの、まったくアタリ無し。
まるで魚っ気も無し。
で、次なる川に、移動してきたら〜!
またまたビックリ!!
菜の花が、車より高く成長しているじゃん!!
こんなに伸びるのね、菜の花って。
知らなかった。
左の画像は、本日。で、右が去年の4月17日。
もちろん、同じ場所であります。
去年は、『車で行っちゃおっかな〜』って、
位だったのに…。
ウンニャ!車は無理でも歩いて行ける。
薮コキこそ、オカッパリの王道!!
と、進んでみるも、川になかなかたどり着けずで、
もう汗だく。
ですよねぇ、自分の背丈以上ですから〜。
ようやく木が見えて、『あそこだ!』と、更に前進。
『フゥ〜、やっと着いたよ。え〜!?激浅じゃ〜ン
ニーブーツだし、水ん中を行く!』
ズブ・ズブ・ズブ〜
『無理!浮砂だ!ウゥゥゥ…移動!』
『の・の・喉が…か・カラカラ〜』
こんな事、2時間以上やったあげく、
ルアー投げたのは、10分程か?
這う這うの体(ホウホウノテイ)、つまりヘロヘロで、
車に戻るなり『ゴキュ!ゴキュ!ゴキュ!プッハ〜!』
と、水分補給。ビール飲んでたみたいな表現ですが、水です。
ヴォルビック、コレがうまい!
『ウゥ、生き返った気がする。って、死んでないし、まだ。
まさか、ペットボトルの水を、買うようになるとは…』
と、若手に笑われそうな事思いつつ、一服つけるべくGパン見たら!
『アッチァ〜!!』
葉っぱ色に…Leeのホワイトジーンが…、お気に入りだったのに…
えぇ、そうです。薮コキにホワイトジーンズは、あり得ません!
そう思って、カッパ持ってきました。
それが、シンサレート入りの、冬仕様。
『暑いよなぁ、チョットくらい、行けんじゃね?』と、
いつもどうりのご都合主義が〜
アダとなりました。ハァ〜…。
『ヘコんでる場合じゃない!次、行くぞ!』
ピロリロリ〜ん
あ、奥方だ。
『ハイよ』
「病院から連絡あったから、帰ってきてね、じゃあねぇ〜」
ブツ、プープープー
切られた。まぁ、あの内容なら、もう一ヶ所行けんだろ…、
あっ、いかんいかん、相手は奥方、撤収だなこりゃ。
オカッパリ、1発目は、こんなもん…と、コレまた都合良く解釈し、
『撤収!』
あとがき
『ただいま〜』
「おかえり。うん?臭い!」
『だよね。自分でも、青臭いような、泥臭いような』
「そのGパン、何したの!?」
『あ、あ、チョット歩いたら…』
「捨てるから」
『えっ!?いや、その、洗ってからでも・・・』
「『草木染め』って、知ってるでしょ。落ちないから」
『はは、仰せのままに』
「あぁ、それと電話の件は・・・・・・」
『・・・なるほど。とりあえず、シャワー浴びてくるわ』
むむむむむ〜、『帰ってこい」って、内容じゃなかったんじゃね。
まぁ、時間的にもギリギリだったし、次に期待か。
しかしなぁ、このオカッパリ迷走!もはや恒例の感あり。
さっぱり、結果が出ない。
コース変える?逆回りとか?
『よっしゃ!シャワー浴びつつ、悪戦練るぞ〜』
はたして、次回はいつ?
お楽しみに〜