うらしま堂渡辺つり具店はカスタムロッドビルディング専門店

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バスはあきらめて? in 加賀フィッシングエリア(2017.11.20)

watanabe 2017年11月24日 

あぁ、チョイと遅れちゃったなぁ、6時すぎだ。

入口反対側の待機駐車場にと…レレ?1台も無い!

 

 

で、到着です、2号池に。誰もいません、オレ貸切?

隣の3号池も無人。鳥たちの楽園?と化してますが。。

その奥、スペシャルポンドも、人まばらです。

寒いから?日が出て暖かくなってから?人集まるの?

 

さて、やるか。人が少ないのは、ありがたい。

先ずはコレだ!ケムポップのチャート!エェ〜イッ!

シ〜ン

あれ?反応ないの?変だなぁ…

 

続けるも、まったく反応無し。見にも来ない…色か?

じゃ、ピンクのケムポップ!オ〜リャ〜!

シ〜ン

またしても、さらに攻める!

シ〜ン

 

う〜ん、色だな。黒いケムポップ!トォ〜!

シ〜ン

コレもぉ!?ダメなの?

 

むぅぅぅ、ペンシルだ!ラッキーさんのベビーペンシル。

裏切られない、ワカサギカラー!チェストォ〜!

シ〜ン

え〜!? 攻めぬく! 方向変えて! もっと遠くへ! まだマダァ!

シ〜ン シ〜ン シ〜ン シ〜ン シ〜ン

ゴールデンな時に、トップはダメなの?じゃあ、潜ってもらう!

田辺さ〜んのクランキン・ピューパ・勝利ブラウンカラー!飛んでけ〜!

チャプ!

ガバッ!

えっえ〜!落ちパク〜!?

あぁ、もう、なんでもいい!おぉう!ヒクヒクゥ〜

40弱のニジマスです。コレで決まりか?この時間は?

シ〜ン

もうダメ?1匹のみデェ〜?きびしくねぇ?

ならば、今度はこっち、パニクラDRのピンク!コレも、裏切らないからねぇ〜!ヨイショ〜!

グリグリグリ〜と潜らせて、その後は、超低速巻き〜!これ以上、ゆっくり巻けないぞ引き〜!

ゴイン!

やっぱりね〜、コレもまずまずの大きさ!今度こそ決まりか?

 

ヤッパリなのね、コレも続きが無い。

うん!さっき、落ちパクがあった!じゃあ、ケムだ!

ガサゴソガサゴソ

おお!この色は投げていない!コレ、いってみよ〜!ドウオリャ〜!

ペト

チャパチャパチャパ〜

ザバッ!

キッタァ〜!やっと、キタァ〜!

45cmのニジマス!えらいヒキで、もう大騒ぎ!

ああ、ひと安心、狙って釣った感アリアリで。

問題は、この後!

つづくのかぁ〜!?

 

 

祭りだ!祭りだ!ケム祭り〜!!

 

たっのすぃ〜!

1回投げると、3回はでる! が、なかなか、ノラない!

反応無しのケムは、多少なりとも、かかりが良くなるよう、針デカクしてあるけど、

コレは未改造。針変えたいけど、老眼鏡忘れたので、無理!情けねぇ〜!

 

おお、腹空いたなぁ…と、思ったら、お昼じゃん!

あまりに、アタリがあるので、忘れてた。眠くもならなかったし、こんなの初!

午後はフライをせねば。ガイドの耐久試験。

 

 

ふあっぁぁぁぁ〜、ヤッパリ寝てたか。自慢コキのメール打ちつつ、気絶?

2時じゃ〜ん、急がねば。

 

3号池、いまだ無人。禁止?……じゃぁ、ないよなぁ、釣り券買った時、何も言われなかったし。

よっしゃ、ここでやるべ、ドカン前。

 

おおっ!すんごいアタリ!

の、割には小ぶりな。けど、ファイターです。グイッグイ!引きます!

 

レストハウス前のドカンは、水の出が少ないせいなのか?アタリがイマイチ。

で、土手の前にあるドカンに移動。

先ずはフライを馴染ませてぇ〜

ヒョイ……っと、ライン出して〜

ギュ〜ン

 

えっ?もう?投げてないのに?あっ!流れていっちゃったわけねぇ

スゲェ!引くんですけドォ〜!!

ですよねぇ、この大きさですから、50弱のニジマスです。

 

お〜いっ!マーカーに出るなぁ〜

これで6回目だよ、マーカーアタック。

ケム投げたら…と、あぁ、イカンいかん!耐久試験。

このくらいのが、たまに混じりつつ、ほぼ入れアタリ!(ノリがイマイチな)

 

 

もういいな、4時だし。

おっ!

 最後は、薄っすらパーマークの残る、30cm。でも引きますよ〜!!

 

あとがき

 

いやぁ、楽しかったぁ〜!メッチャクチャ、楽しすぎ!

『もういいなぁ』と、言いつつ、帰りながら、他2本のドカンで投げちゃって!

で、釣れちゃう!なかなか帰れない!

流石に陽が陰って、寒くなり、ようやく撤収。

こりゃ、来週もだなぁ。おお、そうだ!山田くん誘っちゃおっと。

しか〜し!そこが問題! ケム並みに、ノリが悪くなっちゃったんですね、山田くんが。

オネェちゃんがらみは、『ホイホイ〜!』っと、どっこでも行っちゃうのにですよ。

最後の船釣りで、1人だけ釣っちゃったから?だよね。

『燃え尽き症候群』オイオイ、そんな大袈裟な。キムヨナさんじゃないんだし。

まぁ、根は釣り好き、オネェちゃん好き!

『ケム祭り』って聞けば、来るっじゃねぇのかなぁ…と。はたして…。

じゃぁ、また来週〜、お楽しみに〜。

 

本日活躍ルアー軍

上の(ピンクケース)5個・活躍軍団

下の(イエローケース)8個・休憩部隊

今回もスプーンは登場せずでした。ケムに、あれだけ高反応だと。

45匹の釣果でした。

ご覧の皆々様も、行かれてみては!是非!

ではまたぁ〜

フライはビーズヘッド2個のみ。

左、スカルピンオリーブカラーの、スピードファイバーをボディに巻いて、同色のマラブーテール。

右、オリーブのマラブーだけの、お手軽フライ。

画像ピンボケで、恐縮です。

 

嗚呼…オカッパリ in あっち、こっち(2017.11.13)

watanabe 2017年11月17日 

今週もバス!しかも、オカッパリで。

船の道具は、かたずけてしまいました。

終わったな!って事で。

ところが!ノーバイ野郎のぺ君、あろうことか、50cmを2匹も釣り上げ、

先週の2バイが、あとを引きづり…で、バス。

はたして…

 

本日の登場人物

DSC_0372

「オカッパリ連敗、脱出なるか!?」

 

到〜着〜。

いい天気です、風も穏やか、まさに釣り日和!

釣れちゃうんじゃネ!?

先ずはこのダーターで、トゥ〜!エイッ!ドウリャ〜!

う〜む、好きじゃないようで。

コレはどうだ!T’sガレージ・ペンシル

シ~ン

「田辺さ〜ん!頼む〜」

トレジュ85

もはや安定の人気、ジョイクロ

 色塗り変えたから?アタリないのは?

あぁ、片っぱしから、投げたおす・・・・

チョイ、休憩だな、まったくもって!ナニもないゆえ!

 

潜らせてみるか      

左から、「アワビ貼りのお手製バイブ」「メガバス・シャッディング・X」「ラパラ・SRRS-5」

「・・・・・・」

 

プラグには、ご興味無いそうなので、ソフトルアー投入。

「田辺さ〜ん」またもや登場、渾身のチューブワーム。

この2色を順番に使い、楽しい思いをさせていただきました。だいぶ前の事ですが。

今時、使う人が、まず、いないだろうから、イケちゃうかも。

竿は当然、フェニックス。   

どうやら、ルアーうんぬんの問題ではなく、場所がよろしく無い。

で、移動開始。

 

 

「う、う、うぅぅん!ヤッベ!ハマった!!」

こんなとこじゃ、助けも呼べないし・・・自力でなんとか・・・

前進ギュルルルル

後進ブルルルルル

前進ギュルルルル

後進ブルルルルル

前は行くけど、後ろに行かないぞ〜、ヤッベ〜

さらに

前進ギュルルルル

後進ブルルルルル

前進ギュルルルル

後進ブルルルルル

 

やった!脱出!

歩いて確認し、『行けるな』と、確信して、このザマ。

よかった、出られて。

しか〜し!思わぬところで、時間浪費。

一番のポイントまで700m強・・・日が落ちちゃうよなぁ・・・

これは神のお告げ!『ここでやりなさい』だ。

ウンウン、そうに違いない。

勘違いでした…

 

帰るか、4時過ぎたし。

次回は、最初に一番ポイント行こうっと。

きょうは、回る順番、間違えた。

よっしゃ!撤収!

 

 

ガラガラガラ~

なんですか?今のは?

げっ〜!竿が!屋根に置いたまま、走ってタァ〜!

あ〜あ、ガビガビになっちゃって、クククククゥ〜

 

夕日がきれい。って事は、晴れ、あしたは。

じゃあ、来ちゃう、また・・

 

あとがき

 

「おつかれ〜、ホント、お疲れ」

久々のオカッパリは、キックゥ〜!でした。

ぺ君にあやかって!の、下心丸出しオカッパリは、まったく、あやかれず。

で、11連敗!無念。

まだまだイけそうな…雰囲気が、ないこともないんだけど。

管釣りかなぁ、そうだな、復活した、花崎さざ波プールもあるし。

おっ!来週は、月、火、連休じゃん!

う〜む、悩むぞコレは。

圏央道完成で、近くなった「カスミ」って手もある。

まいったなぁ、瞑想ならぬ迷走しちゃうかも…うぅぅぅ

「ダンナ、連休よね?来週は」

「はは、左様で」
「じゃねぇ、え〜と・・・・」

ヤッベェ〜!山の神が〜 

来週はどうなるのか?はたしてプールは?

じゃあ、また来週〜!お楽しみに〜

「旦那さァ〜ん」

「うわっ!・・・」

 

追伸

本日墜落した竿は、「マジックブレンド」の試作55MLでありました。

去年作ったのに、実釣試験できずで、今ごろです。

よかった、ガビガビにはなったけど、折れなくて。

むしろ、良い耐久試験?になったかも。(イエイエ、なっていません)

紋竹調に塗ってみました。実際はクリアーコートで、発売です。

試験をタップリした後ですが。(45LLは10,000投以上しました)

なので、来年夏ごろになるかもしれません、発売は。

これまた、お楽しみに〜

あきらめきれずに(番外編)in 鬼牧川(2017.011.08)

watanabe 2017年11月11日 

「…ううう〜ん…ううう〜ん」

「どうしたの?ダーリン」

「俺だけ月曜日に、アタリがなかったんだよ、ハニー」

「それは、釣れなかった、ってことなの?ダーリン」

「そういうことだよ、ハニー」

「あら〜、残念ね、ダーリン」

「まったくだよ、ハニー」

「また行ってくればいいじゃない。ダーリン」

「エッ!いいの?行っても、ハニー」

「モチロンよ、ダァァリィィィン

おおお!マイ・ラァ〜ヴ・ハニィイィィィ

 

 

「水曜休みだろ?加藤君」

「はい、いただきます」

「私も休みだ。釣り、どう?いっしょに?」

「えっ!いいんですか?」

「たまには、いいだろう」

「是非、お願いします!よっしゃ〜!!メラ🔥メラ🔥メラ🔥メラ🔥」

「!?」

 

 

本日の登場人物

ぺ〜ヨン・加藤

「🔥🔥🔥🔥🔥🔥」

「?」

IMG_0144

店長?

「のんびり、ピケニック気分で」

 

「デッター!!」

「おお、凄いね加藤君、トップウォーターで」

「あ、あ、網、網、網、お願いします!」

「エッ?アッ?これか、どれどれ」

「うぅぅぅぅ、引くぅぅぅ・・・」

「おお!加藤君、でかい!でかい!デッカいよ!」

「よっしっ!やっと、すくえた、緊張したよコッチが」

「ありがとうございます」

「加藤君、50cmだよ!すごいね」

「初です!50は」

イェ〜イ!空前絶後の〜!!・・・・イェ〜イ!

 

「ここでUターンしましょう」

「あ、そうだね。下り過ぎても、帰りが大変だよな」

「はい。水多いし、流れも早めなんで」

「いつもこうなのかい?」

「社長、あっ、釣具屋の。その人いわく、『この5、6年はユルユルに・・・』って、言ってました」

「ほう」

「月曜は『久しぶりの強い流れだ』って、喜んでましたけど。きょうも、強いです」

「これが、本来なわけかい?」

「そうらしいです。社長いわく『ゆるいとイマイチ』だそうです」

「ああ、元々が早かったなら、そうだろうねぇ」

「同じこと、言ってました。じゃあ、上がりま〜す」

「了解」

 

 

 

「ここからやりましょう」

「様子が変わったね」

「ハイ。コンクリートが多いですから、投げ過ぎ注意です」

「なるほど、壊れちゃうかも?ってことかい」

「ハイ。ただ、ビビって届かないのは、もっとダメダメです」

「ああ、弱ったなぁ…、うん!スピナーベイトだ」

「あっ、それなら、ガンガンにいけますね」

「おお!いきなり釣れた!!」

「ハイ、キャッチ〜、33cmです」

「嬉しいけど、見おとりするなぁ、加藤君のとは」

「これからですよ!また、様子が時々変わりますから」

「ほう」

「そういう変化を見逃さず、ぶち込む!って、社長たちはいつも、言ってます」

「はぁ、なぁるほどなぁ」

「言ってたら、アソコ、見てください」

「おお、木が一本だけ、はえてるね」

「はい。見ててください、ああいうところを、正確に、エェッイ!!」

チャポン

「おお、上手だね」

「この後です。『丹念に誘え』って、いつも言われます」

「ハハハハハ、雑なのか、仕事と同じか」

「そんなぁ…、一生懸命なんですが」

「ネチネチ、やるんだなぁ、仕事もなぁ…」

ドッカ〜ン

ウワッ!デッた〜!!

「加藤、また、50cmだ」

「あ、あ、ありがとうございます。すくっていただきまして」

イェ〜イ!・・あっ・・

 

空前絶後の〜・・・・イェ〜イ!…

 

 

あとがき

ピロリロリ〜ん

「ごくろうさまです、ぺ君」

「お疲れです。月曜は、ありがとうございました」

「いやいやなんの。オレとぺ君は、残念ながらの結果だったけど、楽しかったねぇ」

「ハイ」

「遊びに来るかい?」

「イエ、きょうは」

「ほう。では、ナンじゃらほい?」

「はい!水曜、行ってきました!」

「はぁ?あっ!山田くんと行く『徒然なる風俗探訪』早速かい!?ヤル気満々だね」

「はいぃっ!?」

「早速、あれか?愛妻と?おお、そうかそうか、ウンウン、結構結構、オレの分までな」

「あぁ、社長。妄想が、きょうも爆走してますけど・・・あ」

「テレる・な・よ!」

「あの〜、全然違います!釣りに行ってきました!」

「ああ、愛妻とぉ?で、帰りにか?」

「ああ!もう!違います!店長がバス釣りやるんで、一緒に行ったんです!」

「店長?・・吉原?川崎?」

「いいえ!俺の職場の店長です」

「なんだよ、早く言えよ」

「社長の妄想が、早過ぎです」

「こりゃ、失敬。ああ、ノーバイが悔しくってなぁ」

「ええ、まぁ、そんなんです」

「釣れたのかい?」

「ハイ!初の50が!しかも!2ホン!」

「なんですトォ〜!」

「怖くなって、帰りは、メチャクチャ安全運転でした」

「そりゃ、怖くなるわ。山田くんにも連絡したんだろ?」

「はい『50cm2匹』って言ったら『ヘェ〜』って、電話切られました」

「わかる、よくわかる。オレも切る」

「あっ、あっ、待ってください」

「なんだよ!もういい!」

「釣ったルアー聞いてください」

「あぁ、なに?エビか?生の?」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、それは餌です。社長が塗ってくれた、ボニー95のチャートです」

「かぁ〜!くやしいねぇ、月曜投げなかった、ボニー95」

「はい、今や貴重ですから」

「よっしゃ!オレも13日はバスに決めた!」

「えっ?船出すんですか?」

「ウンニャ!おかっぱりだ。8連敗して八郎潟、その後2連敗。いまだにノーバイ」

「やっぱ、船じゃないですか?」

「もうしまったよ、船釣り道具は」

「速攻ですね」

「メラメラメラメラ」

「社長〜!」

「メラメラメラ…、あっ、おっ、ああ、完全燃えあがってた、今からコレじゃ…」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、楽しんできてくださいねぇ〜。ではまたぁ、5マル2匹の加藤でしたぁ」

プープー

「切りやがった。しかし、スゴイ。できるなら、あやかりたい…あぁ、いかんいかん!負けないぞ〜」

 

 

主演  :ぺ〜ヨン・加藤

恩情出演:店長さん(職場の、と、言い張るが…)

以上、「ぺ〜ヨン・加藤」調でお届けしました。

 

作文:オレ

船釣りは最後だよ in 鬼牧川(2017.11.06)

watanabe 2017年11月10日 

「ゴニャ〜ン」

ゴニャ〜ン

「う、う、うぅ…うるせぇなぁ…あぁ…」

ゴニャ〜ン!!

「あぁ、わかった、わかった、起きますよ、アメッチョさん」

「ゴニャ〜ン」

「わかったから、静かにして!」

「ニャウ」

「ほい、お待たせしました」

「・・・・」

「あぁ〜ン、ナニ?気に入らないの?チラ見してるけど」

「ウニャス」

「わかりました!これ、かけるから」

サッ、ササッ、サ〜

「あっ、ダメダメ顔出しちゃっ!あぁ〜あ、頭にいっぱいかかっちゃたよ」

「ウニャニャニャニャ、ムシャムシャ、ガツガツ」

「嬉しいわけね、その食べっぷりは」

何をしたかといえば!

『マタタビふりかけ』を、まぶしたわけです。

匂いにつられたのか、顔出すから、頭にもかかっちゃいました。

猫には『たまらない一品』のようで。

 

「どうしたの?旦那さん」

「アメッチョに起こされた」

「あらあら。で、猫は?」

「外」

「食後の散歩?」

「サァ?…オレも起きて朝飯にする、アメッチョさんのように」

朝から雅亭(みやびてい)さんのサンドイッチ。最高です!

…てな具合のひと騒動があり、チョイ早めな出陣と相成りました。

 

「よう!早いね、お二人さん。おはようでござる」

「そう言う社長もですよ。おはようございます」

「ございです」

「おっ、ぺ君、馴染んだね、それ」

「ハイ、おかげさまで。今じゃスッカリ、『ゆるめ…』が、定着ですよ」

「うぉっほっほっほ、それもまた個性だ」

「朝から褒められちゃって、良かったじゃん、ぺ君」

「はぁ、微妙な」

「ほれ!個性は大事!素直に喜びつつ、出陣いたすべ」

 

 

本日の登場人物


ぺ君
「きょうが最後ですね」
「船では、だけどな」

山田クン
「今年2回目の釣りですよ」
「…で、終わりの山田クン」


「オレも、約5ヶ月ぶりだよ」
「3人とも、そうですよ」

 

 

「どうよ!!お二人、この天気」

 

「ええ、最後を飾るに、ふさわしいですよ。なぁ、ぺ」

「・・・」

「オイッ!」

「あっ?俺っスか?」

「他にいるか?『ぺ』が付くの」

「正しくは『ぺ〜ヨン・加藤』なんで。本名じゃないですよ、コードネームが」

ドスッ

「ウゥゥゥ、朝一番で、ウゥゥゥ」

「やっぱり!ヤルと思ったよ、山田くん中断突き」

「たわけたこと言うからだ。何がコードネームだ」

「須田さんも、あるじゃないですか『山田くん』って、コードネームが」

「ヤバイ!!」

ドスッ!ドスッ!

「ウゥゥゥ、またぁ」

「『山田くん』は、源氏名だ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜。じゃ『社長』は、平家名?」

「社長、こんなのはホッといて、行きましょう」

「あああ、待ってぇ〜」

 

 

「はいどうぞ、船上カフェから、ドリップコーヒーの差し入れだよ」

「おお!社長、ありがとうございます」

「ホイ、”ゆる型の君”にも」

「アッザぁす」

「うぉっほっほっほ、”ゆる型の君”いいじゃない、カトちゃん。高貴な感じた」

「は?俺ですか?色々で呼ばれて、わかんなくなってきました」

「がっはっはっは、愛されてんだよ、そんだけ。喜べ、ぺ君」

「次こそ、コードネームが来ますかね?山田さん」

「あぁ、そんな事はさておき、サッパリですね、社長」

「はい、ぜんぜんです。最後はこんなモンじゃね…と、言いつつも、なんか欲しいよね」

「ええ、それですよ。なぁ、ぺ」

「いつの間にか、ブラックコーヒーがうまい!と感じられるようになりましたよ、俺も」

「社長、この子ムカつきません?トンチンカンな返事」

「ガッはっはっは、全開!ゆる型の君」

 

 

「ガッチリ1時間寝たし、飯も済んじゃったし、いよいよかい?山田くん」

「ええ、きますよ、このジミヘンならぬ、キャラ変した巨匠のルアーに」

「あぁ、朝から、そればっか投げてたけど」

「ええ、『釣った画像送るから』を、果たすためにですよ」

「あの〜、『ジミヘン』って、どの辺ですか?」

「あぁ、新宿あたりだ」

「えっ!ホントっスか?渋谷かと思ってた」

「こら〜、チャンと説明してやってくれ〜」

「うぉっほっほっほ、失礼しました。ジミー・ヘンドリックス、レジェンド・ギタリスト」

「はぁ・・・」

「寡黙なロックンローラーが、今や陽気なお茶目さんだろ」

「あっ、で、キャラ変。じゃあ、ジミヘンとのからみは?」

「あぁぁん、あるわけねぇべ!レジェンドなんだから、あ・こ・が・れ」

「はぁ」

「よう、その話は後にして、投げた方がいいよ。水が良くなってきたし」

「ホウ!ホウ!ホウ!」

「出ました、久しぶり!ホウホウ星からの使者」

ピュウ〜ン

チャプ

「あれ?山田さぁん、オレが入れ損なったの見てたね。すかさずナイスキャストだもんね」

「うぉっほっほっほ、でも、何も無いですよ」

「オレのは仕方無しにしても、山田くんのは、お見事キャストだったのにねぇ」

「ええ」

ゴボッ

「フン!フンフン!」

「全部見ちゃったよ。即、回収して再投入かと思わせての、ホトケ引き!!」

「うぉっほっほっほ」

「ハイ!すくいましたぁ、おめでとうございです〜」

「おお!加藤くん、ありがとう!!」

「山田く〜ん、手が震えてますよ〜。ペンチお貸ししますから〜」

「立派な体型!秋だね!」

「引きの割りには、小さかったですね、源氏名山田さん。33cmッス」

「ヤバイ!!」

「ええ、社長、後でですよ、この後ですね」

イェ〜イ!!空前絶後のぉ〜・・・

「社長、ありがとうございます、代わりの雄叫び。さぁ〜て、加藤くん」

「・・・」

「キョトンとしてる場合か、沈める!」

「アッ、あっ、あぁぁぁ・・・・・」

 

 

「続きが無いねぇ」

「ええ、秋ですね、いい風景ですよ」

「アレッ!山田さん、一人ご満悦ですか?」

「ええ、まぁ、イヤイヤ、そんなことは…ねぇ、加藤くん」

「・・・・」

「あぁぁ、ぺ君、渾身の集中!もはや、イっちゃってる?」

「ええ、まさに」

「よっしゃ、ぺ君、渾身中にすまんが、戻るよ」

「えっ!?」

「ここから下りつつヤって、唯一の風裏で、フィニッシュ」

「そこで、ドピュッ!と。カトちゃん、キメちゃいなよ」

「もちろんッスよ、ドピュッ!と34cm釣りますから!」

「おお!望むところだ、加藤くん」

「ンじゃま、Uターン!」

 

あとがき

「ぺ君、4時10分です。お名残は尽きねども、終了いたします」

「うぅぅぅ、ノーバイ」

「オレ、2発。むしろ、オレの方がくやしいよ」

「ですね、ルアーも消え、完璧なタイミングでの、巻き合わせでしたから」

「山田さん、冷静な分析、ありがとうございます。2発目は50釣った

ガウラさんのルアーだったから、最後も劇的!?って、一瞬思ったよ」

「後ろ髪ひかれちゃいますか?」

「ギュンギュンだね」

「うぉっほっほっほ、自分は終了ですよ」

「大丈夫!オカッパリがある!ひとり遊びは完璧だから!」

「うぅぅぅ」

「泣くな、ぺ君。キャスティングはうまかったよ」

「おお、そうだ、カトちゃん、お見事だった!」

「ただなぁ、誘いがなぁ」

「ええ、雑ですね」

「山田く〜ん、見てるねぇ、オレもそう思ってた。せっかくのナイスキャストが、台無し」

「うぉっほっほっほ、ぺは入れて満足なんですよ」

「入れて、出しちゃう、動かないんだ、ぺ君は。ハァ〜、まだまだだねぇ」

「ええ、まだまだですよ」

「研修した方がいいな、一緒に、ぺ君は」

「はいぃっ?誰と何をです?」

「モチロン!山田さんとだよ」

「はぁっあ〜!何を?」

「決まってるじゃん!ホウホウ星からの使者!アウ〜ル山田と行く!風俗放浪記!だね。どう?」

「社長、俺、愛妻がおりますんで」

「ああ、それならオレにもいるで、今や、オレが下僕化してるけどさ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、しもべですか」

「そう、それ。きょうも帰ったら、家中掃除だね」

「マジっすか?」

「だよ。ぺ君も近い将来そうなるから」

「えっえ〜!」

「そうならないために、技を磨く!その道の匠だよ!山田さんは」

「うぉっほっほっほ、社長その辺で、かなり暴走してますから」

「あれ?テレちゃって、このこの〜、ヨッ!ニクいね!ホウホウ性人!」

「ええ、全然違いますけどね、『性人』でもなければ『星人』でもないですよ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜」

「笑うな!ぺ!社長の妄想が爆走してるだけだから」

「がっはははは、こりゃ失敬。まぁ、技は磨く!はアタリだから。ときに、勝者の証はどちらへ?」

「ええ、ステーキなんぞを、所望致したく」

「おお!最後にふさわしいじゃん!ぺ君、敗者だ!」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、社長も!」

「アッチャ〜、そうであった。来週釣る」

「うぉっほっほっほ、信じるものは救われる、私は勝者」

「そうだわ!ジミヘン、いや、キャラ変巨匠のルアー、信じ切って釣った」

「あっ!ルアー外して写しちゃいましたね」

「修正する?」

「いや、いいでしょう、来年で」

「匠は無修正がお好きなようで。暗くなっちゃたし、行くべ!」

「全部、社長のせいですね」

「ホラァ、久々の3人だからさぁ、ついねぇ〜」

「はい、来週からは、社長のソロ活動再開!お楽しみに〜」

「ハァ〜、さみしい…くはなくもないけど、また来週〜」

 

 

 

ニャ〜ゴ!!(2017.11.01)

watanabe 2017年11月1日 

アタシはアメリ。

あれ!?サボり社っ長がナニかやってる?連休なのに、家で…

あぁ、雨でニャ〜。『ヨッ!雨男ニクいね!!』

ニャ〜ンて、言ったら「飯抜き!」間違いニャイ。

「ほれ、アメッチョ、邪魔!邪魔!退場!」

『ニャウ〜。ご機嫌ナナメの様子、端っこでのぞき見。ドレドレ…』

 

テキパキテキパキ、サ、サ、サッ・・

『ニャア〜。普段からは感じられない、仕事っぷり』

「よっしゃ!終了!アメッチョさん、どうぞ」

 

 

くつろいであります。はい、絨毯が新しくなったので。

「よう!アメッチョさん!」

『・・・・・』

「あれ?爆睡中ですか?」

『ムニャニャニャニャ〜』

「はぁ?『しあわせ〜』ってか。作戦か、それも?」

『?』

「アメッチョさんが爪といだり、外から汚れたままくるから、新調したんだよ」

『ニャア〜。裸足なので、いたしかたないかと、アタシは思うんですが』

「そうきたか。んじゃ、爪とぎは?」

『ニャア、本能なので、それもまたしかりでニャス』

「がははははは〜、うまい!まぁ、そう思って、お手頃価格な物にしたよ」

『ウニャニャニャニャ〜』

「笑った、今?」

『ンニャ!そげんこつはなかとです。尊敬ばしちょります』

「なんだそりゃ」

『これ、社っ長のマネ』

「あぁ〜、漫画のこまわり君なぁ。何十年も前だけど、よく見てた。

で、そのセリフが、ミョウに残ってんだよ、頭ん中にさぁ」

『お客さんの山田くんに、よく使ってたのは、そのせい?』

「です。とりようでは、小バカにしてる感じになるから、極々親しい人のみ」

『・・・・』

「こら〜!アメッチョ〜、寝るなぁ〜!」

やっぱり、新しいのが好き。そして、高いところが、大好き。

ウニャニャニャニャ〜

「飯抜き、決定〜!」

『ニャウ〜!(ノ〜!)』

 

 

あたしはアメリ。

本能のままに過ごす、チョット野生な女の娘。

「『女の娘!?』おばさんじゃん!!」

 

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