「あれっ、3月1日は渓流解禁だった!

野暮用に追われ、すっかり忘れてた」

 

その野暮用を果たすべく、去年の12月から、

釣りもスノーボードも控えつつ(でも3回行きました)。

が、さっぱり終わりがみえずで。

「ここはひとつ、気分転換といきますかね」

と、ご都合主義まるだしで!

「3月8日は渓流行くべ」

 

本日の登場人物

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「3か月ぶりの釣り。ん?一月に管釣り行ったわ。デコちんでした」

 

ピロロロ〜ン

「うわっ!目覚まし、6時か」

 

ソロ活動になってからは、朝出をやめ前日夜出にし、

高速パーキングで寝て朝を待つ…になりました。

一人は気が楽な分、甘くもなり寝坊助になりがちなので。

 

「よっしゃ、ガッツリとおにぎり食べて、まいるぞ〜」

 

「うぅぅぅぅ…ゲェ〜寝てしまった!」

しかも、おにぎり食べつつも、力尽きたのか?

食べかけのおにぎりが、こんなところに…

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まさかの事態!

おにぎり食べながら、寝落ち。

「8時になっちゃってるし。子どもか…オレ?」

と、苦笑するも、朝ご飯はしっかり派なオレ。

もぐもぐゴキュッ、

もぐもぐゴキュッ、

食べていた…はず…

「うぅぅぅぅ…ゲェ〜寝てた!またかよ」

トイレの前と、絶好な駐車位置、

「騒がしいなぁ〜、ったくよぉ〜」

と、目が覚めたら、人が、視線が、

「カッチョわりぃ〜!」ほほ染めてみる。

「うわっ!9時過ぎちゃってるよ!」

おにぎりは、あきらめ

「まいるぞ〜!こんどこそ〜」

 

「到〜着〜」

高速のパーキングで、グズったおかげで、はや11時。

「あっちゃ〜、ずいぶんと変わっちゃって」

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「狭くなってるし、浅くもなってるみたい」

歩いて様子見してみたけど、魚っ気がまったく無し!

「むむむむぅ、ん!おにぎり投げてみるか」

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シ〜ン

「静寂そのもの。なんか反応しないの?」

おにぎり、食べりゃよかった…無念…

「あれっ!?人がいる」(の先に

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「二人おそろいのジャンバーだ。漁協の方?」

と、思いつつも、寒いので車に戻り、

「おにぎり食べるべ」

で、しばし確認。

「ちが〜う、漁協の方じゃない。工事の人だ。

測量?水質検査?」

そこは不明ながら、「あんなに川ん中歩かれちゃなぁ」

ここは断念し下流に移動。

 

「人だ、結構いる。工事の?」

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違いました。エサ釣りの人たちです。

「ここが放流箇所なのね」と、納得し、

さらに移動・・・

「ゲゲ、よく見りゃ、下流は堰堤工事中か?」

「でした。しかも巨大な。ここにかい!?」

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「一昨年の19号台風が、きいちゃったのかねぇ」

やけに、河原がだたっ広いと思ったら、

そういう事のようです。

「移動!」

 

移動するも、本流は工事だらけ、

「支流は?」

「いいんじゃね」

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「さらに、いいじゃね」

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「・・・・・」

あとがき

「おつかれ〜、ノーバイピーポ〜」

ま、まぁ、一発目はこんなモンでしょ。

と、一人納得してみる。

だいたい、食べて、寝落ち、の連チャンだし、

「是非も無し」(『麒麟がくる』の、信長さん風)

支流は?というと、ゴミが。

「はぁぁぁ、ココ、放流箇所ね」と推察。

ペットボトルやタバコの空箱…等々、

「釣り人だよなぁ、こりゃ」

帰りに拾ってはきましたが、

「なんかなぁ…」晴れませんね、気持ちが。

「うぅぅぅぅ、このままじゃ帰る気にならない」

おにぎりを食べてみる。

もぐもぐゴキュッ、

スゥ〜スゥ〜、グオぉ〜

「あぶね!寝るとこだった。そうだ、山越えだ」

飛ばして隣の山越えて、イワナもとめて、

「まいるぞ〜」

 

「ただいま〜」

「あら、お帰りなさい、どう?」

「どう?とは?」

「だからぁ 、釣れたの!?」

「いえいえ、本日は楽しい遠足でした」

「あらあら、それは微妙な」

「はい。楽しくもあり…いや、楽しんでまいりました」

「良かったね、うふふふ」

と、奥方はふくみ笑いで、去って行きました。

「ちなみに、走行距離は270km。楽しい〜」

じゃぁまた来週!

それではまた。