うらしま堂渡辺つり具店はカスタムロッドビルディング専門店

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やっぱり一人っきり in あっち、こっち

watanabe 2016年05月23日 

「旦那さん、釣り行かないの?」
「行きますよ~、もちろん!」
「もう10時よ。それに、暑いんですけど、すでに!!」
「それは想定内だから、ご安心くだされ」
「あ、そうね!暑いの大好きだったわね」
「さようでござります。反対に、寒いのはカラッキシ」
「嫌いなくせに、スノーボードには行くんだよねぇ」
「あ、はいぃ。それでは、行ってまいります。夕飯は家でいただきますので。では!」
「そう。じゃまぁ、気をつけてね」

ううう、ヤバ、ヤバ。あれ以上付き合ってたら、どうなったやら。
ゲに恐ろしきは、うちの奥方!です。

本日の登場人物
03.JPG
「私」
「こんなようきに『オカッパリ行こう!?』って、だれも行くはずもなく」
バスのオカッパリ、久々!
前々から、気になっていた所を、丹念に回ってみる予定。
な~んて、思いながら走っていたら、到~着~、1ヶ所目。
「なんじゃい!?この濁りっぷりは!」
ああ、雨か、田んぼ水が大量流入だ。
「うう、次に行くか」

「ええ!ここもダメェ!?次」

「またかい!どうすっか?」

で、やってきたのは、ここ。
DSC_0112
「回った中では、一番かな?これでも
他は、写真、撮る気も、起きなかったし」

さて、先ずはこれ、『トレジュ85』田辺さんの力作!?
3種類ある中で、この85だけ立ち浮きで、水飛沫と音がデカイ!!
「トォ~」

チャプン

パコ~ン、ポコ~ン、バシャ、バシャ!

シ~ン

だよね、この炎天下じゃ。無理も無い。
釣りしているのが『ヘン』ですから。
で、『カットテール4”』おなじみ、ゲーリーさんです。
オカッパリですから、色々持ってきてますから、バッグ、重いったらありゃしない。

あそこのシェイドへ!
「エイッ」

「うっ!なんか、キタ!魚だ!フィッシュッ!」

だけど、バスじゃない!ひょろ長い!
ニゴイ?なまず?いや違う!
足場高いし、弱ったなぁ

バシャバシャ!バシャ~ン!

「あぁ、バレた」

撮りたかったなぁ、炎天下の貴重なサカナ。
この川は、イケそうだから、登ってみるか。

あとがき

「よう!?ブラックかい?」
「こんちは。はい、バス釣りです」
「こんな真っ昼間にかい?ハハハハ」
「ですよねぇ。でも1匹釣れましたよ」
「すごいな。あれ!けっこう浮いてるね」
「そうなんですよ。後が続かなくて」
「だろうなぁ、暑すぎだよ」
「ガハハハ。やっぱり釣りですか?」
「そう、跳ねているのがいたら、ソイツを狙おうかと」
「1時間以上いますけど、ナ~ンにも跳ねませんでしたよ」
「そっかぁ、そうだよなぁ、ようきが良過ぎるもんなぁ」
「ですかねぇ」
「気をつけなよ、霍乱しないようになぁ、おれは帰るから」
「あ、ありがとうございます。カクラン、今風に言えば、熱中症です。
子供の頃には、よく言われました。なつかしいです」

「ヤベ!頭ガンガンしてきた。おじさんの言ってたまんまだ」

フ~!良かった、クーラーボックス持ってきてて。
ゴッキュゴキュ!水分摂ったんで、少し楽になった。
3匹掛けたし、潮時だな、こりゃ。

「ただいまぁ」
「あら、旦那さん、おかえりなさい。釣れたの?」
「はい、若干。シャワー浴びる、頭ガンガンなんで」
「あらら、熱中症?珍しいわね?鉄人なのに」
「オレもびっくり」
「あんな時間に行くからじゃないの?」
「絶対に人がいない!ってのを、狙ってたわけよ」
「そう、ふ~ん。じゃ、ご飯だから」
「シャワーの後で」
「ああ、スッキリ~!って、この超大盛りチャーハンは?!」
「元気だしてもらおうかと」
「2.5人前はあるんじゃね、無理だろ」
「じゃ、お好きなだけ」

結局、総てたいらげました。
みなさんもご注意ください、熱中症。
と、嫁のトゲに…。

じゃあ、また来週~

山田クン登場 in 鬼牧川

forcenet 2016年05月16日 

「こんにちわ、社長」
「あ~ら、いらっしゃい山田クン。なんか、ごぶさただね」
「ええ、山田じゃあないですが、ちょっと空きました」
「何を今さら。2007.10.01の釣行記で変身したジャン、山田くんに。あっ!違った!松崎 真さんかぁ!?」
「ウォッホッホッホ、社長、どちらも違いますよ、須田ですから」
「まぁ、それはさておき、やはり女性問題?チョイ空いたのは?」
「社長、こまりますね、勝手な妄想は。全然違いますよっ」
「またまたぁ、もういいんじゃね、ペラペラっと、楽になっちゃえば?」
「ええ、実は・・・って、ナニも無いですよ」
「なぁんだ、つまんねぇの。ついにキタ~!って、思ったのに」
「ウォッホッホッホ、プライベートな事なんで。ええ、言う必要も無いですね」
「あれっ、やっぱりねぇ、なんかねぇ、あるんだねぇ」
「いいえ!そんな事より、月曜の釣りですよ」
「おっ、行くの?もしかして?」
「ええ、行きますよ。ようやく落ちついたんで」
「はぁぁ、やっぱりねぇ、なんかねぇ、あったんだねぇ、うんうん、だろうなぁ」
「あぁ、社長、妄想はそのへんで。2人っきりです?行くのは」
「えっ、いきなり本題な訳ね。今のところは、2人だね」
「さみしいですね、だれか行かないですかね」
「うぅぅん、うん!そうだ!上田くんだ」
「おっ!早速、連絡しますよっ」
ピロリロリ~ン
「おお、間髪入れずの返信ですよ。ナニナニ、社長、参戦です」
「すげぇ!即答ですか」
「決定ですね、3人釣行」
「はい、楽しみだね」
「ええ、釣りますよ」

本日の登場人物


上田くん
「お誘い、すみません」
「なんの、なんの、南野陽子」
「・・・その方は、須田さんのナニか?」

山田クン
「ああ、上ちゃん、全然違うから」
「では…?」
「ほらぁ、社長、上ちゃん若いから」


「あれ?のっけから、ジェネレーションギャップなわけ」
「ええ、そのようで。船上では注意してくださいよ、話題に」
「酷だね、それ」
「着いたよ、山田クン」

「おお!だれもいないし、釣れそうだね。ねぇ、上ちゃん」
「はい。自分も、去年来た時、そう思いました」
「えっ?来たの?社長と?」
「はい。あと矢嶋先輩と」
「ワイパー!?ヤツもいたの?」
「はい。とっても上手くて、色々教えていただきました」
「年下の先輩事件ね。聞いた聞いた、本人から」
「♪アイツは、あいつは、かわいい年ぃ下ぁの男の子~♪」
「ああ、社長、こまってますよ、上ちゃんが」
「なんで?」
「その歌が、解らないんですよ」
「朝いちからヤッちゃった、オレ?」
「ええ、完璧に。『キョンキョン』が、アイドル歌手だったなんて」
「オイオイ、山田クン!違うっしょ!『キャンディーズ』伊藤 欄ちゃ
ん!だよ」
「?!ウォッホッホッホ、そうでした。あの『相棒』水谷 豊 氏の現
婦人。解る?上ちゃん?」
「すみません。まったく」
「わかんない、わかんねぇだろうなぁ、イェ~」
「社長!もっと解んないですから」
「えっ?山田くんも」
「自分はわかりますけど、上ちゃんには『松鶴家千とせ』さんでしよ」
「大正解、みなさん、よ~く覚えておきましょう」
「社長、サッサと行きませんか!?」
「おお、失敬。いざ出陣~ん!!」

「う~ん、おかしいなぁ、ナ~ンにもおきない」
「いえ、社長。正確には、私に1回でました、先程」
「あっ!ややっ、ビックリ気味にアワセちゃった」
「ええ、シーズン一発目ですから、やりますよ、ねぇ、上ちゃん」
「はい、しかたないと思います、はい」
「よかったジャン、慰めてもらえて」
「ええ。で、どうなんです、前回と比べて?」
「やや減水。そのせいかなぁ、いまひとつ・・・なのは」
「じゃあ、休憩ですね」
「ええ!早くねぇ?」
「いえ社長、そんな事はありません」
「キッパリと言い切ったね。じゃあ、コーヒーいれるか」
「おっ、船上カフェ、久々ですよ」
「一息入れたら、あそこ投げてみてよ」
「おっ、良さげなくずれ石積み。では早速」
「お~い、コーヒー?」

ピュ~ん
ポテ、コロコロ、チャポン

「おお、関根さん並みの『岸から落ちた獲物的演出!』」

スイ、スイ、スイ~

「あれ?出ないの?」
ガバ~!!

「おお!やっぱり~!いた~!!」

「山田さん、おめでとうございます。42cmです」
「社長!チャートですよ。川島さんの『ホッパー』流石です。
うぉっほっほっほ、まぁ、こんなもんです。
さぁって、コーヒーいっただっきまぁす」
「ゆずるんじゃなかった」

「上田くん、いよいよ、そこで終わりなんだけど」
「はい、気合い入れます!」
チャポ
「なんか出ました」
「おい!バスだよ。山田クン、網網」
「い、いらないです」

「こんなサイズなんで」
「いいなぁ、28cm」
「はい、嬉しいです。ルアーはDOG-Xコアユです」

あとがき
「おつかれでした」
「はい、お疲れさまでした。社長、結構やっちゃいましたね」
「そうねぇ、約13時間かな」
「手が痛いです」
「あれ、上ちゃん、痛いの?若いのに」
「須田さんは平気ですか?」
「いや、十分痛いね。社長だけだよ、平気なのは」
「あっ、両刀使いだから」
「おい!待て!それじゃあ、オレが勘違いされる。『左右』を入れてくれ」
「えっ?あっ!なるほど。左手、右手、どっちでも投げられる。ですか」
「そう。じゃないと、山田クンと同類にされちゃうから。ねぇ、どっちも好きな山田サァン」
「ああ、社長、困りますね、そういう妄想は。男に興味は無いんで」
「そうだっけ?てっきり、いや、むしろ男の方が」
「ああ、社長そのへんで」
「ええ?もういいの。残念だなぁ、全~国の同好の皆さん…」
「ああ、社長、帰りますよ。敗者は社長で勝者は、このワタクシですね」
「はぁ、屈辱のノーバイ。前回とは正反対」
「ウォッホッホッホ、ガイド役と船上カフェのマスターとしては、完璧でした」
「はい、自分もそう思います」
「そうなんだよ。コーヒーいれるの、上手くなっちゃってさ」
「良かったじゃないですか。それは、立派な特技ですから」
「そう?これもコツがあるわけよ」
「ほう!どんな?」
「愛!だね」
「えっ!?『アイ」って『愛』です?」
「そう、愛。はるなさんじゃないよ」
「わかってますよ。話が戻っちゃいますから」
「まぁ、いっしょうけんめい!ってわけね」
「はい。それでは、その、いっしょうけんめいな、お食事どころにまいりますか」
「はは、なんでもいたしますよ、敗者ですから」
「ウォッホッホッホ、勝者はワタクシ須田です、山田ではありません」
「オイシイとこ持って行かれたね、上田くん」
「いえいえそんなことは」
「こりずに、また来てよ」
「ハイ、全然こりてないですから、是非!!」
「はたして、山田くんの次回はいつになるやら?」
「みなさん、お楽しみに」
「じゃあ、また来週!たぶん一人っきりですが~」

きょうこそ! in 渓流

forcenet 2016年05月9日 

「4/25の、あとがきで「じゃあ、また来週」と、言っちゃいました。
毎週月曜日が定休日(毎月3回目の火曜日も)なので、いつもの調子で
「また来週~」って訳です。
が、その翌週は、ゴールデンウィークでありました。

こんな時は、どこにも行かず、家でジッとしているのが、一番!
まぁ、ジッとはさせてもらえませんが…。
『行かないの?ホント?じゃあ、あれ、それ、アッ!これもお願いね』
と、容赦無く、攻めてくるわけですネ。
良いんですよ、下僕ですから、きょうは。

さて、そんな下僕の一日を、無事貫徹し、きょうは渓流です。
はたして!

「到着。状況はどうかな?おっ、あの橋から見てみっか」
「おお!いいね、いいね、決定」

「先ずはここで。ブラグラート823にエーベルをセットして、と、久々フライキャスティングゥ」
ヒュ~ン、ヒュ~ン
ドボン!!

「あん?なになに?ゲェ~!リールが川に落ちた!!一投目で!!!」
「って、言ってる場合じゃない。サッサと手繰らないと」
「ヨイショ!よいっしょ!うぅぅん、流れに負けてる。もっと早く!!」
「ふん!フンフン!おお、リール浮いてきた。更に高速!フンフンフンフン!!」
ガツッ!
「ありっ?引っかかちゃったよ、岩の間に。まいったな、まったく動かない」
「入るしかないな、ザバザバと」
「う~ン、どこだ、これ?あった!」「あ~あ、ズブ濡れだ、腕が。でも、よかった回収できて」
「こりゃ20ヤードは出ちゃってるよ、元に戻るのかいな、ゴッチャゴチャだけど…」
「ようやく直った。気負とり直して、えい!やぁ!」
バシッ!
「えっ?枝かい今度は。ティペット切れちゃうよなぁ…しんみり…」「うっ?また?また枝なのぉ」

「あぁあ、またかい。我ながらあきれるね、こう引っ掛けてばっかりじゃ!!」
「メガネ持ってきて大正解。無かったら、な~んも結べなかったよ」

「そこの淵は、最後に残して、ルアーだな。こっから釣り上がろっと!」

「スゲェ、ユスリカらしき虫がいるのに、さっぱりライズ無し」

「?いた!ライズだ!行け!ボウボウ・フライ!」
「あれ?出ない、あっそう、出ない。フライ沈んじゃったし」

プルルン

「アタリだ!!流石ボウボウ・フライ!沈むとさらに効く!!」

「フィ~シュッ!!」

「釣れたけど…。魚種が」

「じゃ、フライを変えて。とお~」

「キタぁ!って、またキミなの」

「またまた、フライチェン~ジ。エ~イ」

「こんどは?え~!やっぱり!おぬしなわけ~」

あとがき
「おつかれ~、ホント、お疲れ」
『アブラッパヤ』3連チャンの後、釣り上がったら、意外に険しく、
ヘズリまくりだし、投げるのたいへんだし、で、ヘロヘロです。
それでも、せっかくここまで来たからにゃ、と、攻め立てて…
「出たっ!イワナだ!」これが、やや『ビックリあわせ』
「くくくく」と、唸ってみても、後の祭り。
その後は、何事もおこらず、やっとのおもいで、岩壁を登って…。
「そりゃ、疲れたわけだ」
道路まで登ったから、「帰りは楽だ」のはずが、
「こんなに上がっちゃったの?」ってくらい。
まぁ、「上がり何所も無かった」のもあったけど、バカチンです。

さて、サッパリ釣れないフライ編ですが、だいぶ調子が戻ってきたので、
次あたりは、イケちゃうんじゃね?
きっと、たぶん、おそらく。
このセリフも飽きた。
たのむ!次こそ!

じゃあ、また来週

お楽しみに~!

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