「こんにちわ、山田さん」
「あっ、社長、こんにちわ。山田じゃあ、ないですけどね」
「がははは、何を今更。世界中の方が『あっ、山田さん』って、思ってっから。がははは」
「困りますね、そういうのは。ときに、どうかされましたか?」
「いやいや、それはこっちのセリフだよ!その後、皆々様はいかがされたかと?ご家族の」
「それはそれは、お気づかい、ありがとうございます。今のところ、平穏無事ではありますが‥」
「う〜ん、その口っぷりだと、外出は、♪チョット待って!プレイバック!♪ですね?」
「ええ、パートIIですよ」
「じゃ、呼んじゃうんだね?」
「誰をです!?」
「またまた〜『呼ぶ!』と、きたら!ねぇ」
「『ねぇ』って、言われても‥」
「アッチの線ですよ、お得意の。色っぽい系、いや、エロっぽい系」
「あぁ、社長、自宅には呼びませんよ、家族もいますから」
「『同級生のケイちゃんで〜す』とか、言わしちゃって、呼んでね?」
「誰ですか?その『ケイちゃんで〜す』って、方は?だいたい、自分の同級生じゃあ、年増過ぎですよ、社長」
「歳を重ねるごとに、妙齢好きに変わってね?好みが」
「ウォッホッホッホ、それは多少…、だからって、同級生はないですね」
「わかった!『アタシ、後輩のミーちゃんで〜す』って、言ってる」
「ウォッホッホッホ、それじゃあ、ピンクレディですよ、社長。呼んでもいなけば、言わせてもいませんよ」
「そうなの。落ち着いたところで『イ・キ・ヌ・キ・』なぁあんて」
「ええ、それはまぁ・・何を言わせるんですか。だいたい、本題はなんです?きょうの」
「それそれ。お誘いですね、魚釣りの」
「ああ、いいですねぇ、暖かくなってきましたし。ですが、今のところ」
「無理だよねぇ、ミーちゃんが来るんじゃ」
「ええ、来ませんけどね。行くのも難しいですよ」
「ですね。また落ち着いたところで、行きましょう」
「ええ、是非」
「じゃ、ミーちゃんに『よろしく』と、お伝えください」
「誰だか存じませんが、その『ミーちゃん』も『ケーちゃん』も、来ませんから」
「テレるガラじゃないじゃん、山田さ〜ん」
「ええ、ガラじゃないです。じゃあ」
プープープー
「アァア、切られちゃった。引っ張りすぎたな、今回も」
本日の登場人物
私 |
「勘は取り戻したし、ラインも変えた。ヨッシャ〜!」 |
「てな、ことがありましたが、結局は独り身での到着〜です」
「ありゃ!3号池は無人だ。こっちにするか、たまには」
「げっ!鳥たちの憩いの場になってる!!」
「拡大すると、こうです。デコイじゃなですよ〜」
「鵜じゃないだけ、まだマシか?」
「2号池も無人だし、先ずは、ここで」
「午前中はフライだな。マーカーのピクピクがたまんない!」
「あれっ」
「お〜い」
「またぁ」
「そんなぁ」
「アタリは多いのに、さっぱりノラず。ノッたらバレる。食いが浅い」
「ようやく、取り込めました」
「う〜む…、やっぱり、チャートだな。この大きさとは思えない、引き!楽しい〜!!」
「ダメだ。腹すきすぎ。昼飯にしよう、11時半と頃合いだ」
「まさに爆睡、2時間。寝すぎ?まぁ、一人なんで、ノンビリと」
「午後の部はルアーで」
「あれ〜?きょうは反応が鈍いなぁ、トップウォーターに」
「じゃあ、これだ、ジャッカル屋さんのパニクラDR。トウ〜!」
「クランキン、絶好調!」
プチ!!
「アッチャア!まさかの糸切れ。だいぶ釣ったし、石で根ズレたくさい」
「え〜と、糸切って、スナップスイーベル結んで…、おお!!」
「猫が鳥を襲撃!!」
「う〜ん、分かりにくいなぁ。キジトラのニャンコが、岸で休んでいた若鳥を急襲。くわえて、茂みに消え去りました。怖いですね〜」
あとがき
お疲れ〜にするか、本日も満喫したし。
しかし、先週と違って、釣り人激減。7、80人くらいだったかな、きょうは。
そして、渋かったクイが。アタリは、まぁまぁ有るのに、ノラないし、バレるし。
ピロリロリーン
「おっ!臼井さんだ。ヤッホー」
「ヤッホッホ〜!白井です。社長、ご機嫌ですね」
「臼井さんほどじゃないよ。なんだい?気になっちゃったかい」
「ええ、仕事になんないくらい。あはははは〜」
「ダメじゃね、それじゃ、足場から落ちるで」
「あはははは〜、『安心と信頼のTSハウジング』ですから、ご心配は無用ですよ、社っ長」
「なんだい?その『TSナントカ』ってのは。あっ!臼井さんンチの、屋号なわけだ」
「社長、正解です。で、6日、俺も空いたんで、そこ行きましょ!」
「えっ〜!もう、連チャンしたから、渓流に行こうと思ってんだよ、1日解禁だから」
「社長、渓流は寒いし、水無いですよ」
「寒いのは、ここも一緒だよ。水は有る所に行くから」
「社長、もう一回練習してから、行ったほうがいいですよ、キャスティングの」
「それはもう、充分やったから」
「まぁまぁ、そう言わず、池田さんと3人で行きましょうよ」
「あぁ、先週、来らんなかったからかい?そう言われちゃうと…」
「決まりですね!朝、社長んちへ行きますから、運転お願いします」
「なんですと〜!?」
「じゃ、お願いしま〜す『安心と信頼のTSハウジング』でした〜」
プープープー
ッニャロ〜、切りやがった。確かに、もう一回来てもいいな、楽しいし。
そうだ、山田くんも、もう一度、誘ってみよう。
ウンウン、盛り上がっちゃうね、こりゃ!
この続きは、はたして?!お楽しみに〜!!
追伸
先週使ったフライラインは、お手頃価格の中国製でした。
どんなモンなの?と、試してみたわけです。
結果、『軽い気がする』と。
ガンバっても、15、6ftがやっと。
9ftリーダーに7ftティペット、で、マーカーとくれば、投げにくくありますが、「WF6Fじゃん?もうチョイいくだろ」
そんな事、思い出しつつ撮影していたら、じぇじぇじぇ〜!!
「安々DT-3F」って、書いてある!!リール間違えていたんだ!!
軽いはずだよ、半分だもの。15、6は上出来だ。
って事は、反対に#3としては、重いのか?そうなるよなぁ、渓流で再度お試しせねば。
しなやかで、なめらか仕上げ、浮力も有りの秀作ながら、なぜか滑りはイマイチな。
価格から思えば、『リッパ!』でした。
リーダー、ティペットは、このクライマックス。適度に伸びて、合わせ切れ減少。クセも取りやすく、おすすめです。
リールは、レイズドピラーがあの逸品を思わせる?これまたお手頃な品。
残念ながら、仕上げが荒め、「ラッカー吹きましたぁ」ってな具合だったので…
穴無しモデルも有り
カーボン調のシールで、お化粧してみました。
シール貼りに飽きた感、有り。
「ではまた来週〜」