アタシはアメリ。
みなさん、ご無沙汰しています。
お元気ですか。
アタシはすこぶる快調ですニャン。
恐ろしい埼玉の夏も、今年は楽チンでした。
我が家の仮想主人(あるじ)サボり社っ長いわく、
「冷夏だ!さみしい!ギンギンに暑いのが、夏だ!!」
と、一人残念がっていました。
まぁ、そうなんですけど、限度がありますニャン。
で、あっという間に12月。
『ニャッ、ニャッ、あれは?』
『あぁ、もしや…』
「そうですね、アメッチョくん。そのモヤシ…
う、いや、もしやですね」
『干支?』
「♪ ピンポンピンポンピンポン ♪ 卓球ですよ」
『フニャ〜』
「ま、まぁ、そうおっしゃらず、今回は記念すべき12回目。
ついに、ひと回りですね」
『ニャァ(ほう)…』
「よって、力作です。過去最高の完成度じゃね」
『じゃね…、って、言われてみれば、おっきい方は心なしか、
親近感が』
「だしょう!力作だから」
『形は前に見た事が、あるような』
「鋭い!去年はミッキーで、一昨年はイノシシだったのよ」
『変身?』
「御意、変わり身の術だね」
『その上に乗ってるのは?』
「うぉっほん、それがしの作。虎のコスプレと言ったら、
このお方以外に考えられない!」
『おっきい方は見事だけど、コスプレ?だかなんだか、
いかにも社っ長作だニャン』
「いいの、その対比が粋なのよ」
『ウニャニャニャニャ〜』
「笑ったんだ」
『最後だし、嬉しい』
「いやいや、ひと回りして、初めに戻るから」
『フニャニャニャニャ』
アタシはアメリ。
コスプレマニアでもないのに、つい協力してしまう、
お人好しな、いや、お猫良しな猫。
「十二支そろうわけだし、アメッチョ干支カレンダー作るか?
のう、アメッチョくん」
『ご随に。でも、ちょっと見たいかも』
「許可も出たところで、お楽しみに〜」
『みなさん、よいお年をニャン』
ほんのさわりがこちらです