うらしま堂渡辺つり具店はカスタムロッドビルディング専門店

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1ヶ月ぶりか?復帰 in 渓流(2014.07.03)

watanabe 2017年07月29日 

 「えぇ〜と、リーダーに、フライは、これと…」
「あれっ、ダーリン、釣り行くんだ?」
「当然です。先週休んだし」
「バス?」
「いや、久しぶりの渓流でございます」
「あらあら、それはまた、たいへんな。熊注意ね!」
「ははっ!それはもう、重々に」
「じゃねぇ〜」
じゃねぇ〜って、どこ行くの?あなた様は?

 

うちの山の神は、時々『ダーリン』と、呼んできます。
こんな時は、気分上々なわけで、こちらとしてもお気軽です。
ちなみに『ダレを』って?
そりゃぁ、一人しかいないです、ワタクシであります。
他の人を、そんなふうに呼んだら、一波乱が起きそう…
いや、起きないか?うん、起きない、仮面だからねぇ〜

 

と、どうでもいいような話はさておき、久々だしワクワク感倍増!
おぉ!メラメラしてきたぁ〜🔥🔥🔥
寝られんのか、はたして?

 
 
本日の登場人物

DSC_0372 「先週は大阪出張。新幹線は素晴らしかったです」

 

雨かよ。しかも、なんだよ、この降りっぷりは!!
いつもより、1時間早く出てきて、やる気満々なのに。
 山、霞んじゃってるし。朝飯にするか、雨がおさまるまで
きょう、早出したのは、いつもより上流域を、やるためだったのに…
こんな、濁っちゃって!ダメだ、移動開始!

 

結局、いつもの時間に、いつもの川で。
うん!濁りも無く、気持〜ち増水気味で、むしろ良さげな!

 

 むむむむ〜、ヤバイぞ〜、いまだ、ノーフィッシュ!
って、何匹バラしたのか?
1、2、3…嗚呼…

 

大堰堤到着。いまだ捕獲無し。まずは、いつものように、昼休憩。
気分転換は大事なんで。

 

おにぎり、食べ尽くしたし、やってみるか。

 

ヒュ〜ン、ヒュ〜ン、ヒュ〜ン、
「え〜い!」

 

シャッバ!!

「おお!1投目でデタッ!バレんなヨォ!」
やった!と、言うか、ようやく釣れました。やれやれ。
オリーブボディーのパラシュートフライを、ガッチリ食ってくれた、イワナ君でした。

 

おぉっ!!マジか〜!大堰堤を上ろうとしているヤツが!

イワナもヤマメもいる、しかも、デカイ!!

滝になっちゃってるし、ドライじゃ無理だなぁ…

うぅぅぅ、おっ!いいのが有るじゃん、ビーズヘッドのてんから調ウエットフライ、これだ!

えいっ!!

よ〜くライン見てないとね!

ツン

おお!ラインが動いた、マジかいな!?

おりゃ!!

な、なんだ、この引きは!デカイ!

ギュンギュンギュン

寄ってきた、デカ!32、3cmはある!

よ〜し、ここまで来りゃ、いただきだよ〜

ほ〜れ、網におとなしく入ってねぇ、さんざん暴れたんだから〜

いや〜、デカイな、久しぶりの大物だよ、オレにしては!

おっと、早いとこすくわねば。

こらこら、もういいから、暴れなくって!

チュルリ〜ン

ああっ!バレた!!

 

あとがき

お疲れ〜、身も心も、メチャメチャお疲れ〜…です。

イワナをばらした後、アタリを逃さないよう、マーカー付けて再投入すると、

1投目で、ギュ〜ンとアタリが!

すかさず合わせ、ノっているはず、が、さっぱりひかない!

なジェ?…と、寄せてみると、小ぶりな『ウグイ』君でした。

どうりで、引かないわけだ。

画像に残すべく、カメラ構えたら

チュルリ〜ン

バレました。

雨が良かったのか?反応も良く、18発出てくれたのに、

掛けられたのは、8匹。

10発空振りして、7匹バラした!

どよ〜ん

な。

否!!1匹釣れた!

充分です、釣れたんですから。

とは言え、あのイワ…

あああ!女々しい!

『次回の楽しみが増えた』

って、言ってやる!

かな…。

よぉ〜し、毛針巻いて、来週ダァ!

あっ!ダメだ、10日は野暮用で成田に行かないと。

17日は祭日?じゃあ、家で掃除人。

連休!18日がある。

バスでした、ぺ君と約束してた。

24日まで、おあずけ!

こりゃ、いっぱい巻けちゃうよ、毛針が!

はたして!!

お楽しみに〜!

 

 

 

 

 

今年も3人で! in 八郎潟(2017.06.21)

watanabe 2017年07月15日 

「寒っ!」

「ウォッホッホッホ。社長、すぐに熱くなりますよ」

「そうッス。船おろしが待ってますから」

「そうなんだけどさ、心配じゃね?」

「なにがです?」

「反応だよ!きのう、あんなんだったし」

「ウォッホッホッホ、楽しかったですね、連日」

「アヒャヒャヒャヒャ〜」

「あぁ、何かな?ぺ君」

「あっ、ノーバイ社長には、酷な一言。けど、楽しかったぁ、アヒャヒャヒャヒャ〜」

「ああ、ノーバイだ、事実だ。が、楽しかったのも、事実。言い訳っぽいけどよ」

「ああ、良かった。またナンチャラキッ〜クって、やられちゃうかと」

ビュン

ドスン!!

「これか?」

「うゥゥゥゥ、結局、やられた〜」

「ウォッホッホッホ、後ろ回し蹴りだ、ぺ〜。楽しんでる?」

「うゥゥゥゥ」

「強い子のミロ、飲んだんだろ?じゃ、平気ジャン」

「うゥゥゥゥ、買い忘れてぇ…」

 

「ようやく開始だよ。長かったよね、ここまで」

「ええ。道具はいつもより少ないのに。ぺ〜が、変なこと言うから」

「俺っすか?須田さんじゃないですか」

「黙れ!」

「ヒャッホ〜!きたよ〜!3投目で〜」

「見なよ、この体つき!」

「オォ!ナイスバッディーですね〜」

「34cmとは思えない!トランジスターグラマーなバス」

「ああ、社長、それはもう、誰にも通じないって、言いましたよね」

「言われた。しか〜し、あえて言ってみた『由美かおるさん』みたいダ〜!」

「須田さん、どうしたらいいですか、こんな時は?」

「おお!」

「どうだ!ぺ〜」

「立派ですけど…34cmですよ」

「マジで!?」

「顔、隠してズルしても、ダメですね」

「ウォッホッホッホ〜」

「笑ってごまかすのも、ダメですよ」

「あっ!」

「俺にもきました!社長並のが」

「なに!?『由美かおるさん』か?」

「ぺ〜、余計なこと言うな!せっかく、やり過ごしたのに」

「ス、すいません、嬉しかったんで」

「なに!?『由美かおるさん』がか?」

「ああ、社長。ぺ〜も34cmですよ」

「ありゃリャ。またしても、3人ならび」

「ええ、楽しいですね」

「須田さん、きょうはヤンないんですか?きのうみたいに」

「なにを?!」

イエェ〜イ!!

「アヒャヒャヒャヒャ〜、社長がやってくれました」

「忘れてたよ、オレも『イッエ〜イ!!』だけで、30分つなぐんだろ?サンシャイン…」

イエェ〜イ!!

「アヒャヒャヒャヒャ〜、きのうっぽくなってきました」

「ペ君もヤれ、きのうもヤってねぇんだから」

「社長、きのうは釣れなかったんで、やらなかったわけですよ」

「じゃ、オレは?ノーバイなのに、叫んでたし」

「ウォッホッホッホ、イイんですよ社長は、アレで」

「二人して大騒ぎで、俺、心配でしたよ、通報されんじゃねぇ?って」

空〜前絶後のバス釣り人〜…

「ヤベ、社長のスイッチ、押しちゃったみたいっス」

 

 

DSC_0546 DSC_0547 DSC_0548 DSC_0550 DSC_0551 DSC_0552 DSC_0553   DSC_0543[

「絶好調じゃね?」

「ええ、

空〜前絶後の〜

って、感じですよ」

「ああ良かった、そこまでで。また始まっちゃうのかと、思っちゃいましたよ」

「やる?見たい?ヤりたいんだろ?ホントはよ?

空〜前絶後の〜

ホレ、どう?ご一緒に〜、3、4」

「いえ、ここは冷静に」

「だってよ、山田くん」

「ええ、大丈夫ですよ社長。こいつはこの後、エビ反って、横っ飛びしますから。なぁ?ぺ〜」

「いやぁ〜、とても俺には、

あっ!!

でた」

「ありがとうございます、須田さん」

「うわっ!なんてブットイの!」

「ええ、社長、『なんじゃこりゃ〜』って、感じですよ」

「スゲェ〜引いたんですけど、38cmなんですよ」

「えっ?ホントだ〜。まさに!『由美かおるバス』だな」

「社長、『シ〜ン』と、なっちゃいましたよ」

「おっかしいな?ここは

イエェ〜イ!!

って、なる場面だろ?」

 

あとがき

「11時と、まだ早ぇけどお昼にしよう」

「あっ、空模様が怪しいからですか?」

「そのとうりです、山田くん。飯食って、様子見しつつ、だね」

イエェ〜イ!!

「なんだよ、ぺ〜!うるせェなぁ」

「あれ!?社長、話が違くないですか?空〜前絶後の〜」

「ううぅ、やっぱダメだなこりゃ」

「ええ、冷やっとした風がきましたし、ヤバイですよ、社長」

「よし!撤収だな」

「あれ?完全無視な上に、終了ですか?」

「そうなるね、ぺ君。2日間雨無しだから、絶対くるよ」

「ウォッホッホッホ、3人できて、雨無しは考えられないだろ、ぺ〜?」

「俺も思ってました。変だな、って」

「だろ?よって、即!撤収!」

「山岡〜!出すね」

「字が違うだろ、字が!」

「あれ?社長、いつも叫んでたのに」

「ホレ、金鳥サッサで帰るぞう〜、ぺ君」

「あ、はいぃぃぃ」

 

「社長、抜群のヨミでしたね、降ってきましたよ、雨が」

「です。さすがオレ…か?」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、髪の毛よりも、年の…」

「アァン、なんだそりゃ?」

「社長、ぺ〜は『亀の甲より年の劫』って、言いたかったんですよ」

「そうなの?褒めてくれたわけだ、ぺ君」

「エッ?えっ、まぁ…」

「わかって無いくさいけど、とにかく良かったよ、濡れずにすんで」

「ええ、まったくですよ」

「本日の勝者、勝利の雄叫びをどうぞ!」

イエェ〜イ!!勝者は俺ですね〜

「おいおい、それでいいのかい?」

「はい、充分です」

「あっそう。本人が良いなら。じゃ帰りますか、各々方」

「ええ、帰りましょう、堪能したんで」

「野池のバス達、順調に育ってくれよ〜」

「楽しみです」

「じゃあ、また来週〜」

「イエェ〜イ!!勝者は俺ですね〜」

追伸

八郎潟はイマイチでしたが、野池は反応抜群です。

地元の方達も『また来てね!』と、好意的で、来年が楽しみです。

「ウォッホッホッホ、社長、鬼が笑っちゃいますよ」

「大笑いなくらい、釣れること、祈っちゃいますよ〜」

 

今年も3人で! in 八郎潟(2017.06.20)

watanabe 2017年07月7日 

「八郎、到〜着〜。だよ、お2人さん」

「きましたね、本番が」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、朝っぱらから、そんな『本番!』って、や…須田さ〜ん」

「あっ!」

ドッス!バスッ!

「うゥゥゥゥ…なジェ?」

「ああ、ぺ君、君がダメダメだな。山田くんは、きょうのこの日に備えてだなぁ、そういったコトを総て控えてぇ…」

「ウォッホン!!ああ、社長。その辺で」

「あれ?イイじゃん、ホントなんだからぁ。体調万全っしょ?」

「エエ、答える必要がないですね」

「だってよ、ぺ君。完璧な、100%な、近頃無い、充実感だってよ」

「スゴイですね、ク・ク・ク・・・アヒャヒャヒャヒャ〜!こらえきれまシェ〜ン

「くるな」

ドスン!ドスン!

「やっぱり。お休みしてるにしては、見事な下突き、いわゆる、ボディアッパー。いや、素晴らしい!」

「ウゥゥゥ、社長のせいっス」

「なんでぇ?オレは『実録!山田日記』の一端をだなぁ、こっそり言っただけじゃん」

「えっ!?そんなのがあるんで?」

「オォ、あるある!『序章編』から『風雲編』そして『爆裂編』まで」

「マ〜ジッっスか!?」

「ああ、大マジ!さっきのは、ホンのさわり」

「うおォォォ〜」

「やばいな」

ゴン!

「脳天にキタ〜、ウゥゥゥ、クラクラするぅ」

「ああ、社長。この子、からかってる場合じゃないですよ、アタリがさっぱりですから」

「確かに。去年は『復活!!』って、気がしたんで、ここに来たのに」

「はや、1時間半、否、2時間近くたったのにですよ」

「だよねぇ、ちょっくら休憩して、コーヒーでもどうよ?」

「おっ、グッドな。社長ホットでお願いします」

「御意。ぺ君は?ホット?アイス?それとも、強い子のミロ?」

「えっ?新ネタですか?わかんねぇ〜」

「ネタじゃねぇよ。73年頃ネッスルジャパンから発売されている、元祖的・栄養ドリンク!」

「俺、生まれてないっス」

「なんだってぇ〜!?オレなんか『南沙織さん』または『森高千里さん』だっちゅうのに」

「また変なこと言い出してぇ、わかんねぇっス」

「ウォッホッホッホ、ぺ〜、つまり『17歳』って事だ。南さんが最初で、森高がカバー」

「そういうことっスか。いちいち、例えが古くって、わかんねぇっス」

「しょうがねぇだろ、年寄りなんだからよ。で、なんにする?」

「じゃ、その、強い子ミロってので」

「ブ〜!本日完売です」

「まタァ、初めっから無しですか」

「帰りに、ローソンで買えよ、普通に売ってから」

「いらないっス。俺もホットで」

「寒いからね、ホットだよなぁ。ホイ、お待ち〜」

「あざぁ〜す」

「社長、絶妙です」

「そりゃどうも。これで釣れちゃったら、最高〜!なんだけど…」

 

 

「社長、いただいちゃって、よろしいですか?ソコ」

「どんぞ。自慢の『ヤナギトンボ』いっちゃって」

「では、遠慮無く。エンヤコラさ〜」

「なんですかね?その掛け声は」

「イイから、黙って見とけ、ぺ〜」

 

ハタハタハタ…ハタハタ

 

おいっ!なんで反応ないの?そこで〜!!

 

ガッバ〜!!

 

「うわっ!でた!」

「ぺ君、すくって、スクって!」

「はい、お任せ下さい。強い子ミロ、ですから」

「使い方違うけど、しくじんなよ〜」

「やりましたぁ〜!」

「細いけど、43cmです」

「休憩が効いたな」

「元気でたんじゃねぇ?」

「ええ、モリモリですよ、ウォッホッホッホ〜!」

「俺もっス!強い子ミロ」

「トンボルアーにしようかなあ、オレも」

 

「ファぁ〜・・眠っ、ファ〜」

「いただきます!」

「…!?」

「エンヤコラさ〜!」

「またそれぇ」

「黙れ!ぺ〜」

 

ハタハタハタ……クイッ、クイッ…ハタハタ〜

 

シ〜ン

オイッ!

 

ドッカ〜ン!!

 

「あ、あ、ぺ、ぺ、ぺ〜」

「がっはははは〜『たすけて〜ぺ君〜ン』だってよ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、完璧」

「社長、サイズアップです、44です」

「ウォッホッホッホ!マグナムですよ、社長」

「譲るんじゃなかった」

 

あとがき

「お疲れ〜」

「でした」

「でしタァ。渋かったです、ここは」

「まったく。ぺ君、ワンバイ、惜しかったよね、あれは」

「はい。俺にしては、上出来なアワセだったのに」

「ビックリもせずになぁ、きのうが効いてるね」

「ハァイ、小ぶりでしたけど、爆釣でしたから。イイ練習になってました」

「3人共なぁ、で、本日。オレ、屈辱のノーバイ!!どうなのよ?」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、数年前の俺とマブダチですよ」

「ウォッホッホッホ、いわゆる『ブラザー』ですよ、社長」

「『ノーバイブラザース』略して『ノーブラ』イイんじゃね、コレ!?」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、喜んでてイイんですか、ノーバイですよ」

「オォ、そうであった。が、現実は受け止めねば」

「社長、爆池があるじゃないですか」

!!でしたねぇ、山田く〜ん。最終日を飾るにふさわしい、爆釣野池

「ええ、そうですよ。気分転換にはもってこい!なぁ、ぺ〜」

「ですね、びっくりアワセしても、違うのがすぐ来てくれる、やさしさあふれる池っス」

「そうと決まったからには、さっさと帰って準備準備」

「あぁ、社長、なんかお忘れじゃ?」

「あぁん、なにを?」

「なにっ?って、ナニですよ。社長には、アレしてもらわないと」

「おぉっ!スマン。忘れてはならない『敗者の定』だね」

「ええ、それですよ」

「ははっ、おおせのままに」

「では、最上階の鉄人レストランでフルコースなんぞを、所望いたしますよ」

「イイね!望むところ。ぺ君、払っておいてくれ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、ダメですね、定ですから」

「ですよね〜。あぁ〜あ、ぺ〜の字に言われるとはなぁ…」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、社長、強い子ミロ飲んだらイイですよ」

ビュン

ドスン!!

「ウゥゥゥ、効・い・たぁ…、シャ・チョウ・な・ん・で・す・か今の?」

「バックスピンキック、後ろ回し蹴りだよ、先生直伝の。あえて中断狙い」

「ウォッホッホッホ、一日中船で、バランスが、変になっているのに、エエ、よかったですよ」

「がっはははは〜、じゃ、今度は上段で…」

「やめて〜」

「やらねぇよ、目が回るし。ホレ、ブラザー・ぺ君、コンビニ寄って、トットと帰るべ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、どっちが兄者ですかね、や…須田さ〜ん」

「ああ、それは、ぺ〜だ。ノーバイ歴が違いすぎ」

「やっぱり!ヨ〜し!俺、強い子ミロ、買いますよ!」

「おお、そうしろ」

「はたして、あしたは!?お楽しみに〜」

つづく

 

今年も3人で! in 八郎潟(2017.06.19)

watanabe 2017年07月2日 

「もしも〜し」

「ご苦労様です」

「毎回、訳がわかんないけど、ご苦労様、ぺ君」

「挨拶ですから、気にしないでください。で、本日は何か?」

「『ナニか?』って、たわけ!!」

「ハッ!?」

「八郎潟どうすんのよ!」

「行くに決まっるじゃないですか!去年から、ズ、ズ〜っと、伝えてたじゃないですか、社長に」

「ああ、聞いてたよ」

「でしょ」

「たわけ!の2乗!!その、八郎潟行きが3日後だよ」

「はい!楽しみな。ウキ・ウキ・ウッキ・ウキ〜!!」

「山田君、どうする?この『大たわけ』」

「あれ?須田さんいるんですか?お店に」

「ああ、いるよ、大事なこと決めるために」

「なんで?聞こえちゃってるんですか?」

「スピーカーにしてあるからだよ。他のお客さんにも、マル聞こえ状態」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、いいんですか?社長、そんなんで」

「ああ、OッK牧場だ」

「で?」

「どうしょうもねぇな、チミは。時間とか面子…色々、決めてねぇだろう、まだ」

「11時半ですよ去年は。あっ!車割り…」

「そうね。色々あるでしょ」

「あ、あ、あした、行こう、って、思ってた、と・と・ところ、な・な・なんですよ」

「ウォッホッホッホ、2人で行きましょうよ、社長」

「エッ?ってことは、社長、須田さん、自分…の、3人ですか?」

「否!!山田君とオレ」

「そんなぁ…、あっ!兄ィは?」

「ああ、残念ながら、宿が取れずで。3月に手配したにもかかわらず、3人部屋のみ」

「そうだったんですか」

「そういった、諸々、決め事あるわけじゃん。それが、3日前っだっちゅうのに、連絡も無く」

「ええ、2人ですね、社長」

「あ、あ、あ〜」

「船も積んで、用意は万端だから、11時半に来いよ!運転手として」

「ヒャッホ、ヒャッホ〜!!行きますよ〜!!」

「パパになって、幸せ野郎ップリが上がったね、山田くん」

「ええ!釣りますよ!!」

本日の登場人物


ぺ君
「今年、初船釣りッス!」
「…で、終わり?君もか…」

山田クン
「久しぶりの釣りですよ」「…で、終わり?山田クンまでもか〜」


「オレも、約2ヶ月ぶりだよ」「ヤバイですね、ビックリアワセが」

「あれ?これじゃ、知らない人の家に行っちゃいますよ」

「戻りだな」

「んじゃ、バックしますよ」

「おお、もう着いたの『威勢付の爆池』に?」

「お目覚めですか、社長?ぺ〜が悩んでますよ」

「社長、迷ってます」

「あぁ!なんで?ナビが2個有ってかよ」

「2個とも、道が出ないっス」

「そんな時こそ、スマホだろ!どれどれ…オォ、そこそこ、ほれ、あの木んとこ右で…」

「あ、はい。で?」

「で、次を…Uタ〜ン!」

「エッエ〜!」

「間違えたんだよ!早えとこ戻れ」

 

「おっ!あれだ!『爆の池』」

「たどり着いた!って、感じだな、ぺ〜」

「意外に広いっす」

「よ〜し、ズンズンおろして、ガンガン行くぞ〜」

 

「スゲェ、苦労しましたけど、船出しに」

「ああ、まったくだ。落ちるかと思ったよ」

「帰りが心配です」

「ああ、ぺ君、そんな後ろ向きにならない」

「そうだ、ぺ〜。釣りのみ、考える」

「いいですね、お二人は、そんなんで…」

「あれ?バカにされたみたいよ、山田くん」

「ええ、そのようですね」

ドスッドスッ

「ウウゥゥ、いきなりの2発ぅぅぅ」

「デタ!」

「ええ!?2投目ですよ」

「が、のらず」

「おっ!」

「やったね、ぺ君。がっはははは〜」

「ウォッホッホッホ。ぺ〜、見たぞ、見事なびっくりアワセ」

「やっちゃいました〜。れれ?」

「フンフン!ふん!」

「社長、須田さんが釣ってますよ」

「もう!?」

「今年の初バス!37cmですよ」

「綺麗なバス」

「美しいね、オレらも釣らねぇと」

「あっ!ゴチバトル!」

「それ。おっ!オ〜イ、しっかり喰ってくれ〜」

「あっ」

「また〜」

「えっえ〜」

「社長、アタリはすごいですけど」

「なぁ。さっぱり乗ってくれない」

「キッタ〜!!」

 「俺も37cmッス。ビューティバスっす」

「ヤッベぇ!オレ、またしても、バイト王かぁ?」

 

「きました、ようやく」

「社長、34cmです。最下位です」

「おお!」

「またまた〜!」

 

「ウォッホッホッホ、きましたよ」

 

「ここ、スゴイね!」

「ええ、まさに『爆の池』ですよ、なぁ、ぺ〜」

「俺、社長のルアーがスゴイ!なって、思うんですよ」

「見てたの?」

「見てましたよ、当然じゃないですか。やたら、バイトあるし、その出方がまたスゴイ」

「ほぅ…ぺ〜は、いつの間に、そんな観察してたの?」

「バイト多いし、けっこう釣れたし、社長って、びっくりアワセしないのは…ってことで、覗いてました」

「ストーカーだな」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、山田さんも見た方がいいですよ、びっくりアワセやるんだから」

バシッバシッ

「やっぱり。やられると思ったよ、ぺ君は、がっはははは〜」

「ウゥゥゥ…なじぇ?参考にして」

ドスッドスッ

「だよね、当然そうなる」

「うぅぅぅ」

「参考になる、それは確か。が、山田じゃあないから」

「あっ、須田さん。もう、分かんなくなっちゃいましたよ、山田さん?須田さん?」

「ヤバイですねぇ」

ドスッバシッ

「予想どうりの結果でしたぁ〜」

「ウォッホッホッホ、社長、そのスゴイのは、どちらのルアーです?」

「これかい?ガウラさんの『ブッピーRS』だよ」

「あっ、50釣った、アレですね」

「いやいや、50は『コ・ブッピー』。これは、兄者の『RS』大きさ使いごろ」

「ガウラさんですか」

「50釣らしてもらったんで、お礼したら、更に『お礼?』的に、いただいたんだよね」

「他のルアーでも、ガンガン釣れてますけど、きょうは。それは『怒ってるぞー!』って、出ますね」

「はい。でも、ペンシルにも、そんな感じ出てたよ」

「イヤイヤイヤイヤ、怒りの度合いが、全然違いますよ。ねぇ、山・・須田さん」

「耐えたな、ぺ〜。でも、そのとうり」

ドッ・バーン

「キッタ〜」

「やっぱり」

「社長、37cmです。3人並んじゃいました」

「よっしゃ〜、勝負はこれからだ、各々方!」

「ウォッホッホッホ、釣りますよ」

「これで37cm?とは、思えない体型なんですけど」

「じゃ、オレの勝ち?ぺ君」

「イヤイヤイヤ、これからです」

 

あとがき

「お疲れ〜」

「お疲れでした」

「でした。3人並びのまんまでしたが、ここは楽しすぎでしたね」

「『威勢』ついた?ぺ君」

「付き過ぎちゃって、あした大変ですよ」

「なんで?」

「もっとスゲェ〜ンじゃねぇ!?って」

「忘れろ!きょうの事は。八郎潟の厳しさ、知ってるだろ?」

「そりゃもう、誰よりも!」

「ウォッホッホッホ、ノーフィッシュどころか、ノーバイト連荘だからな、ぺ〜は」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、須田さんと一緒ッス」

「うわッ!!」

ドスッドスッ

「うゥゥ…」

「がっはははは〜、ですよねぇ、なるよねぇ〜、懲りないねぇ、ぺ君は」

「3回目ですよ、きょう。で、夕飯はどんな感じですか?」

「おっ、3並び!」

「ん!朝あつめた公金で中華、ってのは、どうかね?」

「なるほど、平等って事で」

「中華はここの『掟』ですもんね」

「です。では、まいりますか、各々方!」

「はい、あしたの活力になっちゃいますかね?中華は」

「無理じゃね、変わらずだろ。ねぇ、山田くん」

「ええ、全然ですよ。が、釣りますよ」

「アヒャヒャヒャヒャ〜、俺もっス」

「あしたを、お楽しみに〜」

つづく

 

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