せっかくの横浜なのに、トンマな所業で疲れ果てた、

昨日でありました。

「う、う、うぅぅぅ、6時半かぁ、起きねば…」

 

「いらっしゃいませ、朝食券はお持ちですか?」

「おはようございます。はい、これを」

「ありがとうございます。バイキングとなっております。

お席はこちらです」

「おっ!うれしいです。では、早速」

きょうは出番だし、昨日のトンマ所業は忘れて、ガッツリ食うぞ〜

「先ずは、パンとコーヒーにサラダで、アメリカンな朝を再現だね」

「おはようございます、隣り良いスか?」

「おお、岩嵜さん(riprap)、おはようございます」

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「おはようさんです。いよいよですね、きょう。体調はどうです?」

「実はさぁ…『かくかく…しかじか…』でさぁ」

「あははははは、ホンマでっか!?たいへんでしたねぇ」

「まぁ、ガッカリですよ」

「おはようございます」

「おっ、佐野さん(HOOK UP!)、おはようございます」

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「車移動しました?」

「いや、アメリカンな朝食の後にと」

「僕、6時起きで、移動しに行ったんですけど、

もう、数十台並んでましたよ」

「な、なんですと〜!高校生ばりの早食いして、行かなくっちゃ!!」

「今なら、少し減っていると思うんで、その方がいいですよ」

「モグモグ、ゴキュッ、お先に〜!」

「気をつけて」

うぅぅぅぅ、食った気がしない。朝からこれじゃあ…不安が…

 

「ウワッ!これで減ったのかい?30台弱は並んでる」

「ここ、右へ行ってください」

「えっ?左じゃなくてです?」

「右も駐車可ですから、矢印どうりに右々で」

「あ、はイィ、また心配になってきた…おお、ここなぁ、

で、右でさらに右…と。空いてる!E-388ね」

キョロキョロ

「どうにも心配だ、方向感覚おかしくなってるから。

そうだ!Google mapに登録だ!これで安心と。

んじゃま、会場イン!!」

 

「おはようございます、岡野さん(マタギ)

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「あっ、おはようございます。きのうは遅くまで、おつかれでした」

「いやいや、楽しかったですよ」

「でしたね。僕の後ですか、きょう?」

「そうなんですよ。で、机の下に塗料置いたんで、気にしてください」

「えっ!あぁ、あそこなら心配なしです。シゴキ塗装用です?」

「それです、伝道師なんで、頃合い見てやろうかと」

「ああ、いいですね、楽しみです」

「はい、じゃぁ、また後で」

 

「おはようございます、社長」

「どうも、M松さん、ごちそうさまでした。朝から盛況ですね、きょうも」

「天気が良いせいか、出足好調です。きょう、よろしくお願いします」

「はぁ、毎回同じなんだけど、いいのかなぁ?と」

「いえいえ、伝道師として、社長には、続けていただかないと困ります」

「そうですか、あんなんで良けりゃ、いつでもやるけどさ」

「いえいえ、みなさん期待してますから」

「ですか。準備完了なんで、一回りしてきます」

「はい。あっ、社長、時間だけ気にしていてください。それと、迷わないように」

「承知!」

 

いやぁ、すごい人出、ディズニーかと思っちゃうよ。

それにしても、バス色薄!フライは元々だけど、トラウトも少ないし、

海祭りだよなぁ、あっ、意外なのが『ヘラ』、賑わってる!

バスがここまで薄まっているとは、予想外。

「ううう、腹空いた、車で弁当食おう」

先ずは、スマートフォンでGoogleと…あっちね、はいはい〜

「ムムムムムゥ、地下だから?迷走してるの?まいったなぁ、またかよ。

何回迷子になるのやら、ここはどこ?」

「おお!地図貼ってある。なになに、地下1階なのここ。

で、Eは…地下2階なんだ。となると、向こうか?」

ウロウロ

「じゃない!自信を持って!」

スタスタ颯爽と…

「チョイ心配は…無用!有ったじゃん、マイ・カー!

うう、腹空いた、昼寝しようかと思ってたら、時間的に無理。

迷子なり過ぎだよ」

 

「さぁ〜て、お客さんくるまで竿巻くか、たまには」

「コネット、ゆるゆるか。んじゃ、糸巻いて瞬着固めだな、先ずは」

「ええ〜!?指で塗るんですか?瞬着?」

「あれ、牧さん(インターシュート) ヤンないの?手に勝るもんないじゃん

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「いやぁ、だからって…その後、指はどうするんです?」

「おお、乾いたら、ヤスリでゴリゴリ削ぎ落とすのよ」

「ええ!?」

「指、キレイになるよ!が、きょう、ヤスリ忘れたんで、このまんまだね」

「ハハハハハ、ダメじゃないですかぁ」

「まぁ、そういう時もある、がははははは〜」

「コレはどうやるんです?」

「あっ、いらっしゃいませ。マーブリング塗装と言いまして、こんなふうにやります」

ピュッピュッュ〜

チャプん

「と、いう具合です」

「へぇ」

「やられてみますか?」

「えっ?いいの?」

「どうぞどうぞ、じゃ、早速ゴム手袋して、手順んはこうです」

ピュッピュッュ〜

チャプん

「おお!意外にも簡単」

「でしょ!コレは記念にお持ちください」

「おお、嬉しいねぇ」

「ドップリはまってくださいネェ」

「お、おぉ〜」

「ボクもやってみるかい?」

「ハイ。やりたいです」

「そんな気がしたんで、ルアーブランク持ってきたから、

ペンチで金属部分つかんでさぁ、おじさん見えないから、

ボクやってみて」

キャハハハハ

「あっ、若いお母さん笑ったなぁ、みんななるんだよ、もれなく老眼。

だいぶ先だろうけどねぇ」

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できたぁ〜

「いいじゃん。じゃ、記念にお持ち帰りね」

「もらっていいの?」

「おお!遠慮しないで、おじさんから…いや、ボクからしたら、

オレはおじいさんか?」

キャハハハハ〜!

「ああ、若いお母さん、笑い過ぎです」

「ありがとう」

「ボクゥ、コレにはまって、竿作りまでいってねぇ」

「楽しそう!」

「そのとうり!色々見ていってください」

ワイワイガヤガヤ、ワイワイガヤガヤ、

「子供さん、結構来ましたね、社長」

「あれぇ!秋山さんじゃないですか!上田くんも、

ルアーに釣られたかね?」

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「うぉっほっほっほ、それは子供たちですよ。大人はケンタ・アライさんに」

「またぁ、心にもない」

「うぉっほっほっほ、上田くんがですよ、記念撮影をご所望で」

「ええ!僕ですかぁ?」

「ああそうだ、早速行ってこよう。社長、また後で」

 

「シゴキ塗りは?」

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「それがですね、助川さん(サバロ)塗料の粘度上がり過ぎで無理です

「それは、残念!見たかったんですよ」

「ですかぁ、また次回に。って、いつになるやら」

「来年ですか?長いなぁ、でも、マーブリング見られたんで」

「海の人には、人気でした。それ以上が子供達、大盛り上がり」

「並んでましたもんね、小学生らしき子供達が」

「はい。なので、次回があるなら、『シゴキ塗装の伝道師』改め、

『マーブリング塗装の伝道師』に、変身ですよ」

「いやいや、両方やってくださいよ」

「えぇ〜!準備がねぇ、なかなか」

「たいへんなんです?」

「マーブリングは『Mr.カラー』を濃度調整するだけなんで、

チョロいんですけど、シゴキ塗装のウレタンが」

「あぁ、粘度の上がり待ちですか?」

「それです」

「粘度上がるまでは、マーブリングしてれば、いいじゃないですか」

「やっぱり、そうきましたか。言われるんじゃないかと」

「どっちも、渡辺さんの得意技ですし、是非!」

「そうそう」

「やったほうがいい」

「みんな言ってますよ」

「ですか。まぁ、他にネタも無いし、またやりますかね」

「社長、是非お願いします」

「あれ、いつの間に、O高さん」

「ウチのブースに子供集めたの、渡辺社長が初ですから」

「子供達は来ずらいよね、専門的過ぎててさ」

「ええ、ですので、またお願いします」

「承知!!」

「絶対ですよ!本来なら他のショーの時も、お願いしたいんですから」

「おっ〜と、そこはM松さんと話し合い」

「はい、でも、答えは出てますから!!」

「じゃ、聞かない、恐ろしいから。おっ、いつの間にやらお時間じゃん。

意外に3時間が早かったかな。よっしゃ〜、撤収〜」

 

「フウウ、かたずけ完了。挨拶して帰ろう!」

 

と、今年もなんとか、大役を果たせました。

去年の持ち時間は『30分』、聞いてビックリ!

「なんにもできないじゃん」と、会場に立ってみたら、

大勢のお客さん!しかも、外国の方々まで。

またまたビックリしつつ『シゴキ塗装』と『マーブリング塗装』で、

あっ!と言う前に終了。

今回は『3時間』の長丁場!より丁寧に説明できたかなと。

さて、その後であります。

20日、21日と連休で骨休みした!

はずが、

店に復帰した、22日の夜9時半ごろに、

「なんかゾクゾクするな」と、思っていたら熱が!

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さらに!

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ついに!!

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2日間、寝込む始末。またかよ、去年と同じだよ、こりゃ!

24日に復活し、富士工業のM松さんに連絡すると、

「社長だけですヨォ」と。

なんとも弱っちい。

しかしまぁ、60過ぎて『39.1度』は、キツかったのでありました。

おかげで、27日の今季初スノーボードは無しになったのは、

言うまでもありません(泣)

以上、長文でおおくりした『釣り・フェスティバルin横浜』でした。

次は釣り?はたまた、スノーボード?

お楽しみに〜

 

追伸

「釣り・フェスティバル」の展示用にと依頼された竿は、

以下の画像です。

 

当初はコレ。E.V.A.のはめ込みで作るも、あまりのデキに、

『ヤメ!』ですよねぇ

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で、気を削り『赤富士』調の絵を手書き。

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ブランクは「立体節の竹柄」で、エンドキャップも

トレードマークを意識して。

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ハンドルはマーブリング塗装の木目風。

バット部には「シグネイチャーラップ」を。

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