「こんにちわ、社長」

「おお、いらっしゃいマシ〜ン」

「あははは、一応笑っときます」

「アレ?やっちゃった感じ、オレ?」

「ええ、いつもどうりに」

「んじゃ、問題無しだね。で、本日は?」

「菅釣り行こうと思って」

「おっ!毛ばり巻きの羽で?」

「ええ、それとルアーも」

「あぁ、竿ができたからねぇ」

「はぁイィ。で、社長も誘う!というわけですよ」

「オレを?で、いつ?」

「21日です。月曜で休みでしょ、社長。俺も1日空いたんですよ」

「休みだけどさぁ、20日は横浜なんよ、フィッシングショー。早起きね、5時」

「いえいえ、行くのは、次の日ですから」

「だよね、ショーは休めないから。オレ、ツライ…とか、思ってくれないのかな?」

「はぁい、ぜんぜん、社長ですから」

「あのね、開場前に行って、セミナーの準備とか、打ち合わせしてだねぇ…」

「それって、日曜ですよね、行くのは月曜ですから」

「すでに、行くの前提なわけ?」

「いえいえ、決定なわけです、アハハハハ〜」

「あぁ、もう、いい、行くよ!で、どこ?」

「当然、リベンジです。ワドナですよ」

 

本日の登場人物


薄いペラ男さん

「今回も、フライ巻いてきました」

「ほう?」

「秘密です」

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「オレ、ツライんですけど」

「気のせいですよ、アハハハハ〜」

「おはようございます」

「ああ、社長、いらっしゃい」

「おはようございます。無理矢理、連れてきましたぁ」

「7日の雪辱ですネェ。うぅぅん、返り討ちかも」

「いや、大丈夫!ねぇ、社っ長!」

「うぅぅぅ、眠い」

「アハハハハ、絶好調〜」

 

「静かだよね、7日とは大違い」

「ダメだねぇ、ガイドが凍っちゃって」

「ええ、なんで、俺はルアーにしました」

「寒過ぎ、眠いし。コーヒー飲んで、気分転換」

「よっしゃぁ!」

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「釣れたの?スゴイな。どれどれ」

「ミノーに、反応してくれるんですよ」

「トゥイッチングかい?糸ヨレるでぇ」

「ええ、もう、3回切りましたよ」

「そうなるよね。オレはドライフライにしてみる」

「いいかも。さっき餌まきしてくれたんで、チョイ、

上ずったのがいますよ」

「その餌まき時に、オレのマーカーに5回も出たんよ」

「アハハハハ。社長、マーカーフライ持ってたじゃない、

使った方がいいですよ」

「残念、本日は無し。が、T田さん考案の『ペレットドライ』が有る」

「デキ具合が、かなり違いますよ」

「それっぽいのが、T田さん作」

「アハハハハ、ですよねぇ」

「笑うな!単体のはオレ作り『ペレット改』見てろよ〜。お〜りゃ〜」

し〜ん

「やっぱりな感じですね、社っ長」

ふん!フンフン!!

「マジで?!アレに?!」

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「どうよ!すんごいデカイんですけど」

「ホントだぁ、60以上ですね」

「オレの中では、最大かも」

「あの、フライみたいなのの、どこが良かったんだろう…」

「失敬な、と言いつつも、オレ同意だね」

「デキの悪さが、水吸ったペレットみたいに、見えるのかなぁ…」

「ああ、もう、なんとでも言ってくれ」

 

「午後の部開始!と、ハリキッてみたものの、なんたる風!」

「ええ、7日とまったく同じですよ」

「ペラ男さん、フライじゃないの?」

「この風ですから、ルアーです」

「で、どうなの?」

「追ってはきますけど、なかなか喰ってくれずで」

「ほう!そんな時はコレ!パニクラDR」

 

「はぁ…」

「アレ?信じてないなぁ」

「ええ、まぁ、なんと言うか…」

「良〜し!見てろよ〜!トォ〜」

「どうよ!連荘だで!」

「釣れましたねぇ、信じがたいけど」

「がはははは、信じる者は救われんのよ」

 

「風、弱くなった?」

「ええ、気持ちですかね」

「だよね。んじゃ、フライにすっか」

「えっえぇ!ティペットからまりますよ」

「問題無し。朝イチ切られて、短いから」

「アハハハハ。で、そのまま?」

「ハイ。手前に寄ってきてるじゃん、

アレをマーカーフライで狙う」

「水面、バッシッバッシッたたいて?」

「うんにゃ、そんな失敬な事は、いたしません。

極々自然に、だね。え〜い」

「アハハハハ、飛んでませんね、社っ長」

ふん!フンフン!!

「マジですか〜」

「これもデカイよ〜」

 

「社長〜!釣れました〜、ジャガー君!」

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あとがき

 

「寒すぎる、オレ終了」

「ええ、あがりましょう。最後にイイの釣れたんで」

「あれ?自慢?」

「アハハハハ、ちょっと」

「やっぱり。まぁ、ジャガー君、キレイだったしねぇ」

「ええ、サイズも良かったです」

「じゃあ、雪辱は果たせたかい?7日の」

「うぅぅん、微妙ですねぇ」

「そうなの?7日は、デコチン。きょうは釣れたじゃん」

「そう言う意味では、果たせたんですけど。

きょうも強風にやられて、満足ってわけには」

「確かに!去年まで強風なんて、1回も無かったじゃん」

「ええ」

「オレ、T田さんに言ったのよ。

『ここは風に強いですねぇ』って」

「ええ、俺も思ってました、7日までは」

「T田さん『そりゃ、タマタマで、大きな勘違い!』って」

「アハハハハ、実感しました」

「しかも、連荘で!」

「って、事はですね、社長」

「待て待て、その先は聞かない」

「いいえ、言っちゃいます。もう1回ですね」

「あぁ、まぁ、ねぇ、」

「スノーボード、行ってくれる人いないでしょ?」

「うぅぅ…ん」

「釣りは俺がいますよ!社っ長」

「そうきましたか」

「ええ、是非も無し!でしょ?」

「承知!おつき合いしましょう!」

「言っちゃいましたねぇ〜。みなさ〜ん、

この続きをお楽しみに〜」

「突然決まるので、『じゃあ、また来週〜』は無しですよ〜」

「アハハハハ〜、ですよ〜」