「う〜ん、さっぱり〜、温泉はいいね、部長!」

「おはようございます。朝から元気ですね、社長は」

「おはようござる。反対だよ部長。調子悪いので、温泉養生!って訳よ」

「とてもそうは見えませんが・・・」

「部長も行って来なよ、温泉。今ならガラすきだよ」

「はぁ、では」

 

「もどりましたっ!フッ〜」

「おっ、復活したね?」

「ええまぁ」

「どっちなんだよっ!」

「復活とまでは…。ただ、なんか軽いです身体が」

「ほう、素晴らしいね。万歳・座禅温泉!!」

「はぁ、それもあるのですが…」

「が?なんだよ」

「昨夜、社長に無理くりやらされた、整理体操が効いてます」

「良かったじゃねぇかよ。あんなにイヤがってたのに」

「はい、とっても。そこに温泉効果で、驚いております」

「だろ〜!いつも『ヤレ』って、言ったって、ヤリャしねぇから」

「強制的に!」

「だよ」

「こんなに違うのかと、衝撃的です」

「おいおい、大袈裟過ぎだろ、それは?」

「いえ、本当です」

「おぉ、じゃあ、本日もガッツリ体操してだなぁ」

「いえ、社長、まずは朝食で」

「おっ、イカンイカン、燃料をな」

「はい。ただでさえ、社長は燃費悪いですから」

「確かに!話してたら、猛烈に腹がすいてきた」

「では早速に。今朝は、待望のバイキングとの事でしたから」

「ヨォ〜し!モリモリ食って、激しく体操!なっ!部長」

「いえ、モリモリのみで、その後は軽〜く」

 

「うぅ〜ん、堪能堪能」

「やはり、美味かったですね。欲を言えば、もうチョイ品数が」

「だね」

「社長、いいんですか?コメ食べてませんでしたが」

「代わりに、麦、食べてたろ?だから、良いのイイノ」

「あっ!パン。そう言えば、結構食べてました」

「そう。アメッチョ君並みに、ムッシャムッシャ、と、食べちゃったね」

「アッハッハ、猫並みですか?」

「そう『こんな物食べた事無い!』ってな、勢いだね」

「アッハッハ。では、本日こそ、バッチリ社長らしい、攻めのスベリを」

「あっ、それとこれは別ね。オレ3日目だし、疲労困ぱいだから」

「アッハッハ、逃げましたねぇ」

「ま、まぁ、それなりに、行ってみよ〜!」

 

「部長〜、体操の時間だよ〜」

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「お休みだってよ、ゴンドラ」

「はぁ、この風では、いたしかた無いかと」

「リフトはどうなんだい?」

「ゴールドコースまでは、上がれますよ」

「パフッパフ?」

「おそらく」

「是非も無し!いざゴールドへ〜!」

「出陣ですか?やっぱり元気ですね、社長は」

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「フュ〜!イイネイイネ!!」

「はい!とっても!!」

 

「社長、パフパフ堪能したところで、あれなぞを…」

「ああ、レールねぇ…、まぁ、そのうちなぁ」

「あれ?大好物なのに…?」

「部長〜、ちょいと休憩。で、ゴールド」

「エッ?エ〜!まぁ、それもありですが」

 

「社長、ゴンドラが動くそうです!」

「行くの?今さら?」

「はい!パフッパフですよ」

「だからって。足、パンパンなんだけど」

「あんなに張り切るからですよ、ゴールドコースで」

「しょうがねぇだろ?楽しかったんだからよ」

「はい!とっても」

「他にもいたべ、繰り返しゴールド来てた」

「ああ、いましたいました」

「アベック。彼はスゴイ上手だった」

「アッハッハ『アベック』って、自分は解りますけど」

「あぁ〜ン、アベックじゃなきゃ…、あっ!カップルか」

「ええ、カッポゥです」

「それじゃ、ピコ太郎さんじゃん」

「アッハッハ、社長、それは『アッポゥ』ですから」

「馬場さんか?」

「それもまた、無理ですね。解んないと思いますが」

「さみしいね。ヨッシャ、さみしさ解消!いざ!ゴールドコース」

「エッ?また、いつから、そんなパフ好きになったんです。前は毛嫌いしてたのに」

「あぁ?今は好き!で、イイだろ。行くよ〜ン」

 

あとがき

「もう!無理!部長〜!ゆるして〜」

「はい、あがりましょう。自分も限界ッス」

「いやぁ、楽しかったねぇ」

「はい、まったく。でも、良いんです?パークは?」

「行ったよ、こっそり」

「あっ、途中はぐれた時?ですか」

「はい。キッカーは人だらけだ、レールはふみきりが見えないし」

「はぁ。で、やらず?」

「いや、数回行った」

「アッハッハ、やっぱり。で?」

「キッカーんとこ、走んないから、上〜の方から言ったわけ」

「ほう?」

「で、ギリギリ」

「エッエ〜、あの大きさでですか?」

「そう。で、レールは、おしい!ってな具合で、また次回」

「アッハッハ、うまいこと逃げましたね」

「はい、上手に。無理だよ、あんだけハシャイじゃったらさ」

「ええ、大変満足でした、自分的にも」

「ゴンドラは、またの機会に。きょうは無理」

「はい、十分です」

「はたして、次があるのか?心配だよ」

「まぁ、そのうち、シーズン終わる前に、もう一回は…たぶん」

「みなさ〜ん!今年は、雪多そうですよ〜!いかがですか〜?」

「無理と思いますが」

「いつになるやら、次回をお楽しみに〜!!(嗚呼)」