「あれ、山田くん」

「山田ではありませんが、そう呼ばれることもありますよ、社長」

「あっ、そうか、改名したんでしたねぇ、秋山さんに」

「ええ、それも違いますけど、似てる!とは、よく言われますよ、社長」

「がはははは、本日、その秋山さんに、ちょうどお話しがありまして」

「ほぉぉ、あらたまって、なにか緊急的な。あっ❗入荷が⁉️」

「いやいや、そういうのって、お知らせした事ないじゃんボ鶴田」

「おぉ〜!って、ノせないでくださいよ」

「いいですねぇ。その調子でお願いします」

「で、なんでしょう?」

「はい、台風ですね」

「あっ、釣りが」

「ですよ。さっき、まる公さんには、『諦め連絡』しました。

秋山氏は『台風がなんだぁ〜!青春だぁ〜!』ですか?」

「まったく、意味不明ですが、中止ですね。相手が悪いです」

「なぁ〜んだ、つまんねぇの『これが青春だぁ〜!』って、

行くんかと思ってたのに」

「社長、おかしくないです?」

♪♪嵐のなぁぁかもぉ〜キミのっためならぁぁぁ♪♪

「何です?また作詞作曲ですか?」

♪♪七つのうぅぅみもぉぉ泳いでゆこっおぉぉぉ♪♪って続くのさ」

「『続くのさ』って、社長なんなんです、それは?」

「知らねぇ?♪♪そおぉぉとも  これが青春だぁぁぁ♪♪とっ、なるんだよ」

「まったくですが」

「てっきり、行くと思ってたよ、嵐でもさ。オレは行かないけどね」

「行かないでしょう、社長行かないんじゃ」

「ですか。よって、オレ『ワドナ』さんですが、いかが?」

「まぁ、そのぉっほっほっほ」

「行かねぇな。じゃまぁ、26日に、3人でバス釣りしましょ」

「おっ!行きますよっ」

 

てなわけで、一人釣行、決定したのでありました。

 

本日の登場人物

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「半年ぶりのワドナや、いかに!?」

 

「到〜着〜」

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「おはようございます」

『あぁぁ!社長!いらっしゃい』

「ご無沙汰です」

『きのう、T田さん来てくれて、話してたんですよ』

「『こねぇなぁ』って、です?」

『はいぃっ、『バスだな』って』

「アタリです。きょうもその予定が、台風で川がダダ濁りの増水で」

『それでぇ』

「はい、19日の予定をきょうに。でも、19日も来ますよ!!」

『そうしてください』

「終わっちゃうんですよね」

『残念ながら』

「もう連チャンで、楽しませていただきますよ」

『うぅぅぅん、そこですよ。なかなか厳しくって、

釣ってるのT田さんだけ』

「あっ、氏は特別ですから。でも、大丈夫です。

オレには、T田さん伝授のフライがありますから」

(画像だけの特別出演、『T田さん』)

T田さん

 

『それは完璧。きょう、社長貸し切りですよ』

「おお、じゃぁ、堪能しまくり千代子さんで」

『ハハハハ、いってらっしゃい』

 

「いるいる、デカイのが」

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「先ずはコレ、人呼んで『ボゥボゥフライ』」

ボウボウフライ

 

わぁっ

きった〜

「騒いだけど、2匹ともバラシ」

 

「あれ、お一人様ご案内だ」

「こんにちわ〜」

『おはようございます』

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「コーヒー飲んで、気分転換だ」

『どう?社長、さっき騒いでたけど』

「2匹かけて、どっちもバレました」

『ああ、それはそれは』

「反応悪くないんで、これからですよ」

『はい、楽しんできてください』

 

「よ〜し、頼むよ〜、お魚よんできて〜」

でた!ホントによんできた〜

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「相変わらずの暴れっぷりです。魚のデカさが、

伝わりにくいなぁ。撮り方が悪いんだよな、オレの」

わぁっ

「あぁぁあ、自慢の1本しかないフライ、持っていかれた。

よしっ、第2段はコレ『ペラッちょ・フライ』CDCカディス風で」

ペラッちょフライ

「製作者の『ペラッちょ』さんこと、臼井ペラ男さんです。

『ボウボウフライは、カッチョ悪すぎ』と、もらいました」

ペラッちょ

「夢でもなけりゃ、幻でもない!ペラっちょフライの奇跡?

このデカイのが、ドライフライで釣れる!いや、釣れることもある。

が、正解です」

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魚とやりとりしつつ、動画撮ってみました。

当方のインスタグラム内で(こちらから)ご覧いただけます。

使っている竿は、9’0”6番のカーボン製で、

フライは16番と18番です。

ティペットは6Xなので、金鳥!?いや、緊張の連続です。

 

「ドライで、8匹かけて5匹釣れたところで、ほぼ無風。

ドライに渋くなったので、マーカー付けて沈めてみました。

T田さんおすすめ『モップフライ』です」

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「マーカー、早い話しが『浮き釣り』。ピクピク〜がたまりません」

ピクピク〜

きった〜

 

あとがき

「お疲れ〜にするか、ピクピクもしなくなっちゃったし」

『はぁぁい、社長、上がりです?』

「はい、充分楽しんだんで」

『天気も釣り向きで』

「そうそう、朝は霧雨で、どうなるの?と思ってたら」

『暑くなって』

「結局、ビーサンでやってました」

『ハハハハハ、社長だけですよ』

「朝、『貸し切り』って言われたのに、気がつきゃ7人」

『はぁぃぃ、ありがたいです』

「みなさん、今のうちに!って、ことなんでしょうねぇ。

あっ、それはオレか」

『ハハハハハ、社長はいつも、11月になってからでしたもんね』

「そんなノンビリしてられないですよ、終わっちゃうし」

『来週は、いつもの人たちと?』

「あぁぁ、芸人2人ですか?『ペラッちょ』さんと、

『R・秋山』さん」

『そうかな』

「一人ですね、おそらく」

『あれぇ、それまた残念な』

「いやいや、オレが3人分楽しんじゃうんで、問題なしですよ」

『ハハハハハ、社長らしい』

「はい、ではまた来週に。お世話んなりましたぁ」

『はぁい、ありがとうございました』

「19日も一人になりそうですが、お楽しみに〜!

って、一番楽しみなのは、オレでした。

それでは、また来週〜」