「こんばんは〜」

「よぅ〜!いらっしゃい、ペラッチョさん」

「はぁい、臼井ペラ男です。ペラペラ」

「認めちゃったね」

「えぇ、社長も同じですけどね、アハハハハ」

「またその話かよ」

「ええ、一生ですね」

「ヘイ。ときに、世間は3連休、職人さんは、

関係ないだろうけどよ」

「いえいえ、今回は俺らも休みなんですよ」

「あらあら、それは意外な」

「ええ、頑張ったんで。予定以上の進み具合に、監督もビックリ」

「すばらしい!んじゃ、つり三昧かい?」

「ええ、社長と」

「なんですとぉ〜!?」

「月曜どうでしょう〜」

「水曜なら行くで」

「アハハハハ、決まりですね、ワドナ。月曜5時ですね」

「あれ?無視なの「水曜どうでしょう〜』の、かまし?」

「ええ、月曜で」

「あァァあ、大渋滞承知の東北道か…」

 

本日の登場人物


薄いペラ男さん

「毛針巻いて、ティペットも太いのに変えてきました」

「太くしちゃったのぉ?」

「ええ、バラしたくないんで」

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「オレ、6Xのまんまだよ」

「あらあら、お気の毒ですね」

「い〜や!正義は必ず勝つ!」

「アハハハハ、意味わかんねぇ」

 

「着いたよ。お客さん、もう居るよ」

「アハハハハ、社長、遠回りしたからですよ」

「ああ、なぜか!?インター通り過ぎたよね」

「なぜかって、毎週来てて間違えますか?」

「そう、これぞ世界の七不思議!迷宮だね」

「『だね』って、なに同意求めてんです?俺に」

「いやその、事実ではあるが、ねぇ」

『ヤァ、社長!いらっしゃい』

「お世話んなりまっす」

『赤い日なのに、来てくれましたね』

「はい、『先週楽しかったでしょ?』で、『おお!』と、反応したら…」

『ああ、きょうも、ありがたいですねぇ』

「このペラ男くんの、誘導尋問にノセられました」

「アハハハハ、いいじゃないですか、社っ長。楽しかったんだから」

『ははは。きょうは、別の意味で、楽しめますよ』

「は?」

『3連休で盛況なんです。ありがたいことに』

「ですよねぇ。ブログ見て、『行かねぇ』って」

「そうなんですよ『おお!』とか言っちゃったのに、ダダこねて」

「ちょっと待ったぁ〜!だいたい、オレ『行く』なんて、

一言も言ってなかったじゃん」

『ははは、社長、楽しめますよ、スレッスレのワドナ。腕の見せどころですよ』

「ほらぁ、行きましょ早く」

「行くだろ、当然、来ちゃったんだし」

「お先で〜す」

「もう?かい。オレはコーヒーやって、ノンビリとだね」

『ははは、それがいいですよ』

「ですよねぇ。パンとコーヒー、楽しんでから…うん!ペラ男くん釣ってる!」

『いい場所入れたんですね』

「の、ようです。これからお客さん、続々来場すか?モグモグ、ゴキュッ」

『いや〜、連休最終日ですから、そんなには』

「願いたいですね、こちらには残念ですが。ゴキュッ。

パンとコーヒーやってください」

『あ、あぁ、すみません。これ、人気者です』

「よっしゃ、出ばってみるかね」

『はい、楽しんでください』

「承知!!」

 

「よう、釣ってたねぇ、いきなり」

「ルアー、調子いいですよ」

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「アレェ、またぁ」

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「きょうは、コレですね」

「ほう…、状況で変わるだろうけど、今はそれなぁ…」

「持ってないの?」

「そう、フライマンだからねぇ」

「アハハハハ、見栄はらず、いつでも言ってくださいな。

お貸ししますよっ!社っ長」

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「おお!きたデェ〜、必殺の『ボウボウフライ』に〜」

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ボウボウフライ

「あれ?釣れたんだ、ドライで」

「認めたらぁ?このフライのスゴさをよ」

「認めちゃいますけど」

「『けど』なんですかぁ?」

「言わせますか」

「いや、いい、オレも自覚してる」

「ですよねぇ、カッコ悪ィ〜ですもんね。あっ!言っちゃった」

「いいよ、もう、変えるから」

「社っ長、無理しなくても、見えないんでしょ、老眼で」

「よぉ〜!どうだ!」

「またぁ?ボウボウ?」

「実はそれ。変えていないんだな、面倒だしさ」

「デカイですね」

「なんだけどさぁ、画像にすると、たいしたことなく見える」

「確かに」

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「社長、午後の部も快調ですねぇ」

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「フライ変えたんよ、ついに」

「そうなんです?」

「これ」

「おお!アップグレード!カッコ悪さ倍増!」

 

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「進次郎大臣も言ってたろ」

「はイィ?」

「『理屈じゃない』って」

「また訳わかんねぇこと言い出して」

「ホレッ!連チャ〜ン」

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「巻くの簡単!釣果もアップ!モップフライ、どうだ!」

「どうして、こうも、カッコ悪いのばっか巻くのか」

「おお!理屈じゃない!魚の本能に訴えかける!

と、こうなるんだな、これが、がはははは〜」

「笑いはとれますよねぇ、確かに。俺はいいですけどねぇ」

「無理すんなよ、おおっと!またきたデェ〜!」

 

あとがき

「お疲れ〜にする、オレは、寒すぎる。まだヤってるだろ?」

「いや、俺もあがります」

「厳しかったね、お話どうりに」

「ええ、朝は楽しめましたけどね」

「その後、お客さん増えてきて、アタリも遠のいたよ」

「まったくでした」

「ペラ男くんのルアー、調子良かったんじゃね」

「ええ、スプーンばっかりでした」

「確かに!いつも釣れる、『ケムポップ』も『パニクラDR』も、

サッパリだったよ」

「社長は、『カッコ悪いぞ・祭り』でしたね、アハハハハ〜」

「笑うか?まぁ、笑うよね、事実だし。が、理屈じゃない!」

「それ好きですね」

「そう、かわすには打ってつけじゃん。

意味あるんだか、無いんだか、微妙でよ」

「アハハハハ、言っちゃいましたね、自分で」

「です。が、きょうのフライには、ちゃ〜んと意味がある!」

「社長、帰りましょ!寒いし」

「聴きたくね?こっからが、タメになるんだで」

「いえ、充分なんで。その話は、来週ご一緒の先輩に」

「あぁ、山田くん改め、R・秋山さんか」

「ですよ、下心モリモリの」

「モリモリどころか、カタマリだよね。

あっ!それは、おぬしも同じじゃん」

「アハハハハ、決まったところで、帰りますか」

「おお、そうだね。じゃぁ、また来週きますから」

『お待ちしてますよ〜』

「お世話になりました〜」

「社長、運転できますよね?」

「大谷パーキングあたりで、気絶かも」

「寝なかったんです?」

「実は、車で『猿の惑星』見ながら寝ようとしたら、

夢中になって、寝はぐった」

「バカチンですね」

「ほめるなよ!照れるだろ!」

「そんな、ガチネタで返せれるんなら、大丈夫ですよ」

「いや、無理」

「そん時は、変わりますから」

「よっしゃぁ〜!目指せ!大谷パーキング!」

「社長、違いますよ、羽生インター!」

「どこでもいいや、もう、じゃぁ、」また来週〜」

「帰れるのか不安ですが、お楽しみに〜」

追伸

「うっわ!渋滞じゃん」

「ええ、栃木インターから、24km渋滞だって出てましたよ」

「羽生までかい。爆睡したんで、楽チンになったよ」

「良かったじゃ無いですか、バカチンから変身で」

「いや、そこは変わらずだけどよ。替わる運転?」

「またまたぁ、そんな気ないくせに」

「ありゃま、こりゃま、小山ゆうえんち〜だね」

「寝てていいですよ、面倒なんで」

「なにが?つらい?世代観の壁?」

「ええ、ちょっちゅっネェ〜」

「おいおい、壁、無いじゃん」

「心ならずも、反応しちゃいました」

「いいねいいね、祝!仲間入り『年寄り組』ってか?」

「それは先輩で」

「来週、月曜だけ雨って、予報が出たよ」

「あ、じゃ、無しですね」

「だよね。あっ!『♪♪ ダダッダッダッダ〜♪♪』見に行くべ」

「ターミネーターっすか?」

「わかった?ヤッパ、祝!年寄り組だ」

「メチャメチャ宣伝中なんで、みんな知ってますよ」

「そうか、テレビ見ねぇから、うといねオレは」

「イオンです?映画は」

「そう、しかも、月曜は年寄りにやさしく、安いんよ。

アベックで行くとさらに!ん、失礼、カップルだ」

「アハハハハ、奥さん孝行してきてくださいよ」

「うううう、途端に気が重くなってきた」

「みなさ〜ん、来週釣りはお休みで〜す」

「再来週をお楽しみに〜!って、追伸、長くね」

「はい、お静かに願います」

「し〜ン、無で〜す、ではまたぁ〜」

「はぁ、やっと終わったかい、やれやれ」

「おつかれ〜!ってか?」

「もう、またぁ…つづくらしい…」

「そう、ターミネーターのように、がはははは〜」