「よぉ〜っす」
「あっ、社長。すっかり慣れた、先走り、ひとり、山ごもり、ですね」
「おいおい、『り』が多くね?それに、山にこもりは、しないから」
「ああ、日帰りでしたね」
「そう。でもさぁ、宝くじ当たったら、考えちゃうね」
「はぁ」
「当たんねぇから、ありえねぇよ。ホイ、差し入れ」
「あっ!コレ、あそこのパン」
「です。みやび亭さんね」
「うまいっす!あざっす!行ったんですね」
「そう、昼飯。川のほとりで食べるのよ」
「じゃあ、毎週行ってるわけで?」
「たいてい。週2の時もある」
「じゃあ、素性も知られてますね」
「いや、オレ、あそこんちじゃ『ジェームスさん』なんよ」
「はぁあ?」
「あきれた?」
「はい、チョット」
「だよね。きのうも行ったら、探り入れてきた」
「こんにちわ」
「あらぁ、ジェームスさん、いらしゃいませ」
「ど、どうももも」
「そろそろかな、って思ってました」
「読まれてましたか」
「はい。ちょっと聞いていいです?」
「はは、なんなりと」
「私も子育てが、ひと段落なんで」
「そりゃ結構」
「でしょ!なので、呑みに行こうかと」
「ほう、いいですね。息抜きは必要だし」
「はぁぁい、今度行っていいですか?」
「は?いずこに?」
「ジェームスさんのお店に」
「はぁ?がはははは、居酒屋の親父と思った?」
「えっ?違うの?」
「大ハズレ!食べ物無関係だよ」
「おっかしいな、絶対あたり!と思ってたのになぁ」
「ってな、事があったんだよ」
「ははははは、僕も行きますよ、呑みに」
「こらぁぁ」
と、和気あいあいと、できる!コンビニ兄ちゃんに、
見送られたのでありました。
本日の登場人物
![]() 私 |
「きょうも、声高らかに!『♪♪行けェ行けェ〜川口浩っ♪♪』」 (この続きがわからない) |
「入〜渓〜、きょうもいい感じです」
「おお!」
「お、お〜い、そこで見切るなぁ〜」
「あっ!バレた」
「ここまでで、20発はアタリがあった!が、ノーフィッシュ」
「しっか〜し!あの石に、先週デカイのいた」
「先週とは違って、自信満々の『ボウボウフライ』だかんね。
しかも、本日絶好調の」(取れてはいませんが)
「きょうは、お留守のようでした…、飯にするべ」
「パンもおにぎりも堪能!あとは釣るだけ!」
「おお!またまた、良さげな落ち込みが」
「むむむむぅ…なぜ無反応なわけ?」
「もう、行くしかない!」
あとがき
「お疲れ〜」
きょうもヘロヘロです。釣れなかったから、さらに倍!
アタリは多いし、掛けてはいるのに、バレる!の繰り返し。
ハァ〜…と、なってる場合じゃない!と、川口浩隊長のごとく、
突き進んで行くと
ゴロゴロゴロ〜
「やべ、雷だ!撤収!」
てな事に。
「たいした事ないだろぅ」
と、やってたら、どんどん音デカくなり、
「オレ避雷針(カーボンロッド)持ってる」で、大急ぎ。
途中から、どしゃ降りで
「良かった、撤収してて」良い勘でした。
様子も、だいぶ分かってきたんで、次はなんとか、どうか、
たのむ、せめて1匹…と、すがりつつぅ
じゃあ、また来週〜
お楽しみに〜
「そうだ、歌のレパートリー増やさなくっちゃ!
途中からは、ほぼ創作だったし。
釣りにきたんだか、歌作りにきたんだか、
もう、わけわからず。
ちなみに、持ち歌、3曲、たったの。何かというと、
『あこがれのハワイ航路』(岡 晴夫さん)
『ムラサキのハイウェイ』(クールス・舘ひろしさん)
『熱き心に』(小林 旭さん)です。古!
しかも、ジャンルがバラッバラッ」