「旦那さん、15日は、家にいるんでしょ!?」

「はぁ?」

「コレと、それ。で、アレを、やってね」

「…はは」

ってな具合で。

こちらの意向は、まったく反映される事なく、

久々の火曜日釣行と、相成りました。

 

「まぁ、言いつけられたのと一緒に、掃除までやっちゃえば、

火曜が楽々じゃん」

と、考えられなくもない。

が、しかし、こうも勝手な、

「いっか〜ん!!愚痴ってる場合じゃない!

とっととやっつけて、準備、準備〜」

 

そうです、先週(8日の晩から)、山は雪がタップリ降ったそうな。

「パウダー?この時期に?お1人様、スノーボードごあんな〜い」

も、ありか?

「アッ!道具しまっちゃた。じゃ、レンタル?」

まさかね、そこまで。

だいたい気待ちが「釣り」に、変わっちゃってるじゃん。

 

「あれ、まだ行かないの?」

「あぁ、パン焼いてから」

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「あそこの?」

「ハイ雅亭(みやびてい)さんの」

「気をつけてね」

「はい、そりゃもう」

言いつけを、総てこなしたので、奥方はご機嫌です。

常に忠実!ハチ公のごとく!

「行ってきま〜す!」

 

本日の登場人物

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「水は増えているのか!?」

 

「到着〜!」

「雪どこ?水無いじゃん!」

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「むしろ、減水してる」

で、上流はあきらめて、下ってみた。

釣り下りは、イヤなんだけど、仕方なし。

「快晴!爽快です。歌っちゃうしかないね」

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「♪♪ 飲もう〜、きょうはトコトン盛り上がろう〜 ♪♪」

ハイ、森高千里さんの『気分爽快』ですね。

まさに!そんな状況下…なのに、アタリが無い!

こんな時は、『ランチタ〜イム』と、いつもなら。

きょう?いらない。天気も良いのに、なじぇ?

パンが効いてます。ボリュウム満点な、あのサンドイッチが。

途中、おにぎりも2個食べたんで、サッパリ腹が空かない。

こんなときは〜ヴォルビックで、

「♪♪ 飲もう〜、きょうはトコトン盛り上がろう〜 ♪♪」

 

「魚っ気が無いなぁ」

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「去年までなら、こんな石の間で、ビシッと釣れたのに」

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下るほどに、大場所が多くなってきた。

ルアーの人がいたのは、そんな訳か。

「こんちわ」

『こんにちわ。上は、どうですか?』

「水、もっと少ないですよ」

『あっ、それで下って?』

「です。あえて、というか、しかたなく」

『あたりは?』

「まったくなしです」

『こっちもです。とりあえず、上がってみます』

「あ、じゃあ、オレは反対で」

『気をつけて』

「はい、おたがいに」

と、こんなやり取りが。

 

「戻りだなぁ、これじゃぁ」

 

あとがき

 

「おつかれ〜」

疲れるはずだよ、入渓点から、さらに釣り上がっちゃったんだから。

いつもの倍!

おかげで、3発アタリがあった!祝!

めっちゃくちゃ小さいのが、元気よくアタック!

掛からなくてよかったよ、ってな大きさでした。

が!いました!デカイの!

30cmは余裕のイワナ君と、35cmは超えているヤマメ君。

イワナ君は一瞬で、石の下に隠れちゃいましたが、

ヤマメ君は初めて釣った場所で、悠々と。

当然のごとく、攻めてみました。

『それ、知ってる!毛針だろ?』って、言ってた。

と、思えるくらい、無視!

「ムムムムゥ、作戦練らねば」

しか〜し、来週は『バス釣り開幕戦』。

で、その後は、ゴールデンウイーク突入。

5月13日か…時間ありすぎ、妄想が…。

「おお!バス釣りで、気分転換!って、作がある」

よっしゃ〜!

お楽しみに〜

じゃあ、また来週〜