岩崎君
「あれ?!社長、ワドナですか、あしたは」

「イヤイヤ、岩崎君。きょう、群馬県は解禁なんだそうだ、渓流が」

岩崎君
「あっ!『鵜・対策』で、早くなったんでしたね」

「そうなんだって。しかも、稚魚、成魚に発眼卵まで、放流済みだってよ!」

岩崎君
「スゲェ!」

「でしょ!しかも、今晩から雨」

岩崎君
「なるほどぉ、月曜日だし、人も少なそうですね」

「そう、そこが一番」

岩崎君
「久しぶりでしょう?渓流なんて」
「ガハハハ、このベストに付いていた入漁劵、平成14年だったよ」
「あははは~、14年前ですか」
「その後、1,2回、行ったような気もするんだけど、久しぶりには違いない」
「でしょう、装備の点検したほうが良いですよ、アチャ~(>_<)ってな事に、なりますから」
「おぉ、そうだね。アレレ!?ジャケット、生地が剥離しちゃっているよ」
「ですねぇ…」
「たいして、着てもいないのになぁ。けっこう多いよね、このブランドの愛用者?」

岩崎君
「ええ、メチャメチャいますよ」

「おれも、そんな一人だったんだけど、イマイチな気がして」

岩崎君
「うぅん(-_-;) 社長のは、年代物ですから」

「確かに!『着られるのがスゲェ』って、よくいわれるわ」

岩崎君
「はい、吉報を期待して鱒」

「それは、オレが一番に」

本日の登場人物

私。「ワクワク!ソワソワ!」「今からですか~?」

 

「装備点検だな。先ずはベスト。ポケットの中も見ないとな」
「色々あったけど、フロータントは中身が無い!リーダー、ティペットも古すぎか?」
「ジャケット。雨だけど、大丈夫か?よく見りゃ、色が違ってきているし。あっ!こっち側に、日があたってたわけかぁ。じぁ、無理もない」
「ウエダー、これは新調。去年、『フローター激闘編』で、ボロボロになったから」
「最後に毛鉤。『ボゥボゥフライ』もあるし、完璧!」
「よっしゃ!メラメラしてきた」
「社長、早すぎです」