「ダーリン、あしたは釣り、行ってくれば」
「行く!先週もきのうも、野暮用で行けず、だったし」
「そうね。きのうは、だいぶカリカリしてたもんね」
「あぁ、思い出したくも無いよ」
「まぁ、役場なんて、そんなモンよ」
「だね!」
「へんな用事も、あらぁ!家の掃除まで、終わらしたんだ」
「はい。心置き無く、行ってまいりますよ!」
本日の登場人物
私 |
「寝坊助にならないよう…」 |
「到〜着〜。先ずは、腹ごしらえしてだな」
寝坊助にはなりませんでした、外はまだうす暗いです。
「燃料補給完璧。出陣いたすぞ〜!」
これ以上、車にいたら、間違いなく寝ちゃう。
「うう、外、寒!ダウンにカッパも着ないと」
が、カッパとグローブ忘れた。
なんたる事か!と、あきれても、悪いのはオレ!
しっか〜し!車に常備してあるんです、カッパとグローブが!
「よかった、よかった。備えあれば憂いなし!」
タマタマです。(ご覧の皆様も、忘れ物には、要注意です!)
「さてさて、始めますかね。試験もしないとね」
何かと言えば、好評な『マジックブレンド・シリーズ』の新作です。
いつぞやのオカッパリで(こちら)、車から転落した『55ML』です。
ええ、ここには、ファイターがいるし、釣り方わかってきたし、で。
これです。
「よぉ〜し、飛んでけ〜!」
ピュ〜ン
「うぅぅぅむむむ、いまひとつ飛距離が…もう一丁〜」
エ〜イ
「たいして変わらずかい」
上に木の枝だがあるので、サイドキャストしたのに。
「おっっと!3gスプーンで12ポンドラインだワ」
むしろ、スゴイ飛んだ!と、思うべきだな。
「あぁぁん、なんだぁアレ、スプーン追ってくるヤツ?」
クリクリ、クリクリ(リール巻いてます)
「ウワッ!色がグロい!カ、カエル!?」
な、わけないよな、冬眠のはず…
「えっえぇ〜!キミだったの〜」
「ミドリガメです。デカイです。30cmはあります。
キミも、ルアーに興味あるのね」
だいぶ前、四国に行った時、亀が何回も興味示して、
大騒ぎしました。
「アレは、日本の亀だったよなぁ…」
ミドリガメ、アマゾン川生まれと、子供の頃聞いたような。
確か、漫画本か、お菓子の懸賞で当たると、もらえた。
ちっちゃくて、色がきれい。
当時小学生のオレは、欲しくて応募したことがあった。
(すみません、半世紀程前の話しです)
「こんなにデカくなるのね、キミは。当たらなくてよかったよ」
「ウゥゥゥゥ、さっぱりあたり無し。カメショックかね?
道具いつものにして、まずは1匹狙う!」
いつものは、ソリッドカーボンのスピニング。
2gから10gチョイまで、自在。
ラインも5ポンドなので、ビュ〜ンです。
あとがき
「おつかれ〜!にする」
午前中は、10時半まで投げ倒し、アタリ3回。
それも、全バラシ!ううううう。
姿は見えませんでしたが、あの引きは、アヤツです。
キャットフィッシュ、ギュンギュンでしたから。
なんでバレちゃったのか?
そこに、カメショック!
キャットの次がミドリガメ。
次はなんだ?サメか?(ナイナイ)
朝、あんなに寒かったせいか、魚っ気がまるで無し。
日が出て暖かくなると、何やらライズが時々。
足下見れば(テトラに乗っています)、カワムツが
いつもに増してたくさんいる。
「今まで、どこにいたのよ?」と、聞いてやりたいくらいに。
このこらが、ルアーに反応してくれるので、ついついかまっちゃう。
ええ、他に遊んでいただけないので。
次から、おにぎりまいて、寄せてすくっちゃうかな。
でぇ、そいつをムーチング…。
うんうん、竿の強度試験にはなる。
いやいや、ルアーの種類、増やせばいいだけか。
管釣り装備だけじゃなくて。
最初に来たのが、加賀フィッシングの後だったから、
道具もそのまま。
いかん、こう渋いんだから、少しは研究?せねば。
よっしゃ!秘策祭り!第2段!
続きはまた来週のお楽しみで。
(紙芝居の終わりは、たいていこうでした。
またしても、半世紀以上前の話で、恐縮至極)
ではでは。