「おはようございます、お二人さん」

「おざぁ〜す」

「ごきげんよう」

「あはははは、朝から違いますね、センパ〜イ」

「だまっとけよ、ペラッちょは」

「またまたぁ〜、テレちゃって、このこの〜」

「ホイ!コーヒーどうぞ」

「すいません、社長、気ぃ使わしちゃって」

「なんの!ペラ男君。君とオレは、アイスだから簡単なのよ」

「センパイのは?ホットっスか?」

「はい。めんどくさいです」

「ウォッホッホッホ、社長、そう言いながらも感じますよ」

「なにを!?」

「愛ですよ、愛。『物作りは愛だ』って、いつも自分で、言ってたじゃないですか」

「あはははは、言ってた。俺も聞きましたよ」

「そう!愛。お茶やコーヒーって、淹れ方で味が違っちゃうからさぁ」

「ええ、美味いですよ」

「チョイ、早起きだったから、淹れてみた」

「じゃ、アイスは?」

「いい質問ですね、ペラ男君」

「あははは、誉められましたよ、センパイ」

「ふうう、フウウ、ゴク…フウウ」

「買ってきたやつ」

「ええ!さっきの話と違っちゃいますよ」

「あるさぁ!愛ス・コーヒーじゃ〜ん」

「ウォッホッホッホ、うまいですよ、社長」

「実を言えば、オレには無理。できないのよここまで」

「確かに、うまいですよねぇ、コレ」

「でしょ常盤珈琲(トキワコーヒー)さんのだから

喫茶店の娘だった、奥方も誉めてた」

「あっ、奥さんですか?」

「さよう。自分に優しく、人には厳しい、その奥方様だよ」

「あはははは、いいんですか?聞こえちゃいますよ」

「大丈夫、爆睡中だから。まぁ、あの寝姿みると、100年の恋も…あぁ、いかん朝から」

「ウォッホッホッホ、まいりましょうか、いいオチなんで」

「あはははは、続きは船上デスね、社っ長」

「またしても、船上オヤジ会だなこりゃ…」

 

本日の登場人物

新井さん

「スマン乱入で、6連敗中だからさぁ」
「ま、まぁ、ノンビリと」

真空さん

「僕も乱入です」
「ノープロブレム!」

ペラ男君

「土曜も釣りでした」
「聞いた、新井さんに。自分だけ釣った!って」

山田くん

「ノってまいりましたよ」
「だよねぇ、ノーバイピーポ〜から大逆転だったし」

「先週は無念の台風!」
「あははは、お掃除係でしたね」

 「はい…」

 

「あれ?ヘッドランプかあれは。モグモグ、ゴキュッ」

「ですね、新井さんと真空でしょ」

「社長、またオニギリですね、おなじみの」

「はい。燃費が悪いんで。ゴキュッ」

「様子が変ですね、見てきますよ」

「ダメダメ!こっち来ないで」

「ようっス!新井さん、なんで?」

「おっス。ヌカってて、真空さんの車ハマっちゃたんだよ」

「アジャパ!暗い中行くからじゃん、確認しなくっちゃヨゥ」

「あはははは、社長、オレ知ってますよ。わざわざ確認して、ハマった人!」

「そう、2回もねぇ…オレかぁ。どれどれ、燃料入れたし、見てみっかね」

「おはようですね、真空さん」

「おはようございます、やっちゃいました」

「なんの!5人もいるし、車は軽だし、余裕だよ」

「そうそう、日が出りゃ乾くし」

「だ。風も吹けば更に。前は行けんだろ?」

「ええ、なんとか」

「荷降ろし、たいへんだから、グチャグチャで」

「押すから」

 

 

「いやはや、朝からビックリで」

「そうね、例によって、オレ何にもして無いけど」

「あはははは、社長はいいんですよ、操〜船。大役ありですから」

「またそれか。ホイ、ホットコーヒー入れたよ」

「おお、嬉しいですね」

「社長、コレもありましたね、水上喫茶のマスター。あはははは」

「だよなぁ、バス釣ってないし。完全なるお茶係り」

「ええ、その仕事は完璧です」

「あれ?センパイ、ひどい事言っちゃって」

「だまっとけ!愛の話だろ、愛」

「またまたぁ〜、うまいですねぇ」

「あぁそうだ、うまいよ。コーヒーがうまい」

 

「むむむむ、まいったね」

「ええ、何も起きませんよ」

「水、多いっスか?」

「多いねぇ。台風からイマイチ、水が落ちきっていない」

「あれ?新井さんからだ」

「なんだい?今度は。真空が、またやらかした?」

「スゲェ〜!」

「なにが!?」

 

「49cmだそうです」

「おお、めでたく連敗脱出だ」

「社長、いいんです?そんなのん気で?」

「…ん?あっ! ♪ノ〜!♪ノ〜!♪ノ〜バイピ〜ポ〜!♪

♪よ〜♪ヨ〜♪YO〜♪ヘイ・メ〜ン ♪

「あはははは、らしくなってきましたよ〜YO〜メ〜ン!」

 

 

「ホイ、コーヒー、アイスだよ」

「ありがたい」

「すみません、いただきます」

「パン食う?みやび亭さん謹製のあんぱん」

「さっき、あんなに食べたじゃないですか?」

「オレはね。お二人はそうでもねぇだろ?」

「いえ、俺は充分なんで、アイスコーヒーだけで」

「ウォッホッホッホ、社長、いただきますよ。ブラックコーヒーにあんぱん、

最高の組み合わせですよ」

「だよねぇ、ペラ男君、『ワカッテナイナァ』って、チャダさんに言われちゃうな」

「またわかんない事、言い出しましたね、社っ長」

「それ、自分もわからないですよ」

「またまたぁ、山田さんとぼけちゃって」

「いえいえ、まったく」

「『ジャワティーストレート』だよ」

「ああ、でもあれは『もっ君』ですよ」

「はい。シェキノベイビィ〜の娘婿だね」

「ダメだ!ぜんぜん見えない、話しが」

「『シェキノベイビィ〜』ってのは、たぶん『裕也さん』ですよね、社長?」

「です。『ロッケンロール』でおなじみの」

「ウォッホッホッホ、それじゃ、余計にわかんなくなりますよ」

「そうなの?」

「なぁ、ペラっちょ?」

「さっぱり」

「ほれ、こないだ旅立たれた、樹木希林さんの旦那様だよ」

「ああ!わかりました!内田裕也さん!」

「正解です。お二人の一人娘と結婚したのが」

「本木くん?」

「大正解です!商品は、山田さんのタックルボックスから、どうぞ!」

「ヤッタァ〜!センパイ開けて、ボックス」

よっしゃ〜!でた!

「見たぞ〜山田く〜ん、オレは」

「えっ、なにをです、社長?」

「オレらにかかわらず、しっかり投げてた。で、でた!お見事!」

「ええ、ペラっちょなんかに、かかわってる場合じゃないですから」

「ひどいですね、センパイ。あんなにフッといて」

「ウォッホッホッホ、釣りますよ」

「がはははは、♪無理だよ〜!♪だってヨ〜!♪ビックリYO〜!メ〜ン!♪」

「あはははは、YO〜センパイ♪よ〜♪」

「見てましたか?チョット早かったかなぁ?とは思ってましたヨ〜♪」

おお!

「なになに?」

「あれ!ペラっちょ!」

DSC_1159

「やりました〜!うれしい〜!」

「38cmですって、社長」

「やばい!オレ、ノーバイピーポ〜!」

 

あとがき

 

「お疲れ〜、ノーバイピーポ〜!」

「それは、社長だけ〜!お疲れでした」

「ペラっちょ、言うんじゃない、そう言うことを」

「ああ、OッK牧場よ、山田くん。事実だから…とは言え、まいったな」

「社長、真空さんよりマシですよ」

「なんで?真空は4発でたんだろ?」

「ええ、で、ノーフィッシュですから」

「いや〜、ノーバイピーポ〜にまさるモン無しじゃね」

「ウォッホッホッホ、みずから言い切りましたね、社長」

「真空さん、釣れなかったのと、車ですよ車」

「車?寅次郎か?」

「あはははは、ツッコミ、ありがとうございます」

「あっ、わかってもらえた?寅さん」

「はい、ギリギリで」

「ガールズ?」

「ウォッホッホッホ、社長、そのへんでいいでしょ?」

「おお、そうかい。オレとしちゃあ、きょうの話、

みんなハンパなまんま終わってて、心苦し〜んだけどさぁ」

「いえいえ、充分ですよ。誰もわからないので。で、車がなに?ペラっちょ」

「汚れちゃって…」

「お〜い、それは、新井さんもオレのもだろ」

「奥さんのなんですって、アレ」

「そりゃたいへんだ!ドロドロだし」

「ええ、なんで帰るそうです」

「飯も食わず洗車、かい?」

「そのようで」

「ありゃま、ご苦労さんです」

「さて、社長、完璧な敗者にですが」

「そうねぇ、ただ一人ノーバイ。ミゴトだね」

「変なラップなんか、やってたからっしょ」

「やる?みんなで?」

「しませんよ。そんなのより、新井さんはどうするんですかね?」

「連敗トンネル脱出の新井さんね。新井さ〜ん、勝者の証しは?」

「はい?」

「飯だよ。勝者の権利」

「行く」

「えっえ〜!?珍しいね!って、いいの?家で食べなくって」

「いいのいいの。きょう、ウチのがいないからさぁ」

「社長、いいじゃないですか、たまには」

「はじめてだよ、スノーボードの時だって、帰って夕飯の新井さんだから」

「ウォッホッホッホ、違いますね」

「なにが?山田くん。ああ、オレんとこね。あふれてるよ〜愛、溺れそうだよ」

「あはははは、おぼれる前に行きますか?」

「おお、撤収だ。また来るよ〜!メ〜ン♪」

「と、ノーバイピーポ〜の社長が吠えてますよ、センパイ」

「ああ、もう一回だなぁ」

「ですね、ビックリで釣ってないですから。ね、センパイ」

「だまっとけ」

「なるか?脱!ノーバイピーポ〜!お楽しみに〜!」

「ウォッホッホッホ、釣りますよ!」