「こんちわ〜、白井ですぅ」

「よぉ〜、いらっしゃい!臼井さん」

「いやいやいや!社長、白井です。『ウスイ』じゃなくて」

「いいんだよ!ウスイで!」

「あれっ、先輩!いたんですね」

「ああ、いたよ。じゃあな」

「またまたぁ、そんなテレないで、久しぶりなんだから」

「勘違いだ!テレてもいないし、会いたくもない」

「もう、無理しちゃって、このこの〜」

「社長、なんなんですか、この人!?」

「はて?実は、オレも、よくわからない人、だね」

「社長、おとといもきましたよ。飯も行きました」

「そうそう、ウスイさんと。白井さん、って人じゃなかったよ」

「あはははは、もういいんじゃないですか?ツカミは」

「毎回のことながら、ホント、めんどうだよね」

「あはははは、全部、社長のせいですね」

「ウォッホッホッホ、それは正解」

「オレッ?な訳ね。そう、まぁ、そうかもシカ?」

「ああ、社長、その辺で。なぁ、ペラ男くん?」

「あはははは、渾身のギャグ!でも、無視して月曜の話ですよ」

「そうですよ、社長。初3人の釣りです」

「え〜!お初めて、なの?」

「はぁい、船では、初ですよ。管釣りは行きましたけど」

「あっ、プール。釣りはそこそこで、鉄棒やった日」

「あぁ、やりましたねぇ、逆上がり。若干一名、できないヤツがいました」

「先輩だって、ジタバタジタバタで、ギリギリだったじゃないですか〜」

「やってた。バタバタしてた」

「ええ、結果、成功ですから。どうなの?ペラッちょ」

「まぁ、プールは釣れなくなったんで。バスですよ、バス!月曜」

「そうきたか。現地に5時半で、どう?お二人さん?」

「いい時間ですね」

「おれも問題なしです。あと、新井さんと西村さんが、合流したいそうですよ」

「そっちに乗るんだ、ペラッちょ君は」

「いやいやいやいや、社長!それ、おかしいですよ」

「がはははは、このくらい?」

「いやいやいや、そうじゃなくて。ヘンじゃないです?

『3人で行く』に『2人が合流』ですから」

「ほう」

「先輩まで、なんですか、もう」

「ソレガシが参加なんて、珍しい」

「ええ。噂では、『サーフィン始めた』って、聞いてましたが」

「オレも聞いた、新井さんに。で、本人に確認したら、誘われた」

「えっ!ホントなんです?」

「はい、『昔はサーファーだった』と、のたまわっておりました」

「ウォッホッホッホ、『オカなんとか』じゃないんですか」

「『バリバリ』だったそうだよ。ま、ご本人いわくですが」

「あははは、社長も再開します?」

「しません!今更無理!」

「バンド活動は、諦めですかね」

「おお、そんなのもやってたネェ、ソレガシは」

「現地で冷やかしてみますか」

「だね!楽しみ増えたじゃん」

「ええ、まったく」

「ほんじゃま、お二人さん、月曜はビッシビッシいくから」

「あはははは、社長、古いですよ、それ」

「ええ、ご本人お亡くなりですから」

「そうだったネェ、お気の毒な。星野勘太郎さん」

「それでは月曜日に。あっ、ペラッちょもな」

「はい、容赦無く攻め抜きますよ〜」

「ダメだこりゃ、今からそれじゃ」

「あはははは〜」

 

本日の登場人物

 

新井さん

「きょうこそ釣りたいね、4連敗中だし」
「うぅぅぅぅ」

ソレガシ

「乱入です」
「寒いよ!ウエットスーツ忘れないでネェ〜」

ペラ男君

「メチャメチャ、楽しみです!」
「だからって、メチャメチャにしないでよ〜」

山田くん

「八郎潟以来ですね。釣りますよ!ウォッホッホッホ」
「終わりじゃないよね?きょうで」

「お初トリオ!無事を祈るよ」
「ノープロブレム!」

 

「着いたよ。モグモグ、ゴキュゴキュ」

「あれ?社長、また食べてますか」

「新井さんの車はありますが、船がないですね」

「もう降ろしたんじゃね、モグモグ」

「俺、見てきますよ」

「船の降ろし待ちですかね?」

「ああ、あのお二人さん?ゴキュ」

「ええ」

「そのようね、モグモグ」

「じゃあ、『先に出ちゃえ』って、言ってきますよ、ソレガシに」

「お願い、モグモグ。食ったら、オレも行く、ゴキュゴキュ」

「社長、二人には出船してもらいましたよ」

「おお、ペラ男くん、スマン。ようやく、食べ終わったから」

「何個食べたんです?」

「まだ4個だよ」

「あはははは、十分でしょ」

「あとは、船だしてからね」

「社長、お待ちのお二人さんも、出動ですよ」

「こっちも行くか、充電5割がたしたんで」

「って事は、4個です?」

「正解、山田君!残りも4個、ヤバイな」

「ウォッホッホッホ、『緑のたぬき』がありますよ」

「おお!そうであった。よっしゃ、ズンズン降ろして、オレらも行くべ!」

 

「サッパリだね、モグモグ」

「また食ってる。社長、おにぎり、無くなっちゃいますよ」

「ついつい食っちゃうね、こうもアタリがないとさぁ」

「確かに」

「濁りはないものの、水が多いですよ、社長」

「ハイ、山田くん正解です。おかげで、木の下が狙えません」

「です。水につかってて、隙間がないですから」

「あいよ、お待たせ。船上カフェから、ドリップコーヒーです」

「おお!うれしいですよ」

「ペラ男くんにも」

「すいません」

「なんの!お二人には、朝方動いていただいたので」

「あははは、社長は、食ってばっかりでした」

「ウォッホッホッホ、いつもどうりです」

「スマン。よって、新井さんとソレガシに会ってない」

「電話して見ますよ」

「ソレガシは乾杯じゃないですかね、完敗で」

「うまい!山田くん。座布団あげたい」

「…ですか…、はい。社長、上流行った二人は」

「おお!二人は!?」

「なんにも無い!と、言ってました」

「ソレガシは?」

「あはははは、飲んでるそうですよ、先輩」

「ウォッホッホッホ、焼け酒だな、すでに」

チャプ

「おお!お〜い!そんだけ?」

「今、出ましたね、社長」

「ねぇ、ショボかったけどね」

「よし!これからだ!ペラっちょ!話しかけんなよ!」

「え〜!センパ〜イ、そんなツレない事、言わないで」

「黙れ!集中だ!」

ガバガバ

「あっ!ボイルだ!投げろ!ノーバイピーポ〜!」

「いきます!」

ペシ

「アレ?山田くん、そこでいいの?かなり手前だけど」

「ええ、先ずは!ですよ。回収してからの…あっ!」

チャプ

「ペラっちょ、投げやがったな」

「いっただきま〜す」

パシュッ

「お〜!もう一丁来い!」

パシュッ

「ああ、のらずか〜!残念」

ピュ〜ん

「あれ、山田くん、ナイスキャスト。今頃ですか」

「ええ、今ごろですよ。出ませんけどね」

「あはははは、ナイスリカバリー、セ・ン・パ・イ」

「だまっとけ!」

「がはははは、残念でした。まぁ、調子出てきたとこで、つぎ行ってみっか」

 

 

「ノーバイピーポ〜、ガンガン攻めて」

「ええ」

「社長、ノーバイピーポ〜じゃなくて、ノーバイピープルです、センパイ一人なんで」

「いいじゃん、『ノーバイピーポ〜』の方が、響きがいいだろ」

「そういや確かに!ネェ、ノーバイピーポ〜」

「黙っとけ!ペラっちょ。今、集中してんだから」

「とは、言うものの、眠くね?」

「ええ眠いですよ」

「さっき寝始めたら、雨で起きちゃたせいだね」

「ええ、寝て、昼飯。で、集中ですよ。なぁ、ペラっちょ」

「オーケー!ノーバイピーポ〜!」

「がはははは、いいね!寝るべ!ノーバイピーポ〜」

 

 

「ガッツリ、1時間寝たし、もういいよ!ってくらい食べたよね」

「ええ、社長だけですけどね、そんなに食べたのは」

「あはははは、行きますか?」

「行きましょう、午後の部」

「オーケー!ノーバイピーポ〜!」

 

 

「おお!」

「なに?ノーバイピーポ〜?」

「社長、ヒットですよ!センパイ!」

DSC_1155

ウォッホッホッホ〜!!

「釣れたネェ、山田く〜ん」

「ええ、ノーバイピーポ〜とは、呼ばせませんよ、社っ長」

「ありゃリャ、俄然、強気の山田くん」

「ウォッホッホッホ、26cmですけどね」

「いや、素晴らしい!この状況の中で」

「ホントですよ、セ・ン・パ・イ」

「黙っとけ、ペラっちょ」

「よっしゃ、威勢ついたぞ!ガンガンいくよ〜」

「くるよ〜ですね」

「ノーバイピーポ〜脱出で、ギャグも冴えてきましたね、セ・ン・パ・イ」

ウォッホッホッホ〜!!

 

あとがき

「おつかれ〜でした、お二人さん」

「お疲れでした」

「ウォッホッホッホ、お疲れ様ですね」

「勝ち誇ってる感、ムンムンだよ、元ノーバイピーポ〜が」

「あはははは、デスね」

「ええ、初めはみんな、ノーバイピーポ〜ですから。ウォッホッホッホ」

「おっしゃるとうりで。返す言葉もございませんです」

「あはははは、終わってみれば、先輩デイでした」

「はい。ペラ男くん並みに、ナイスキャスト連発で」

「ウォッホッホッホ、ええ、まぁ、それほどでも」

「完全、勝ち誇ってますね、元ノーバイピーポ〜」

「ウォッホッホッホ、黙っとけ」

「あれっ?ちょっと、やさしい感じですか?」

「ウォッホッホッホ、敗者には愛を、だな」

「かぁ〜!聞きました?社長、カッコ良すぎじゃないです?」

「ハイ、カッコ、オスギです」

「あはははは、いい!」

「オレ達敗者、愛を頂いたので、勝者の山田さんには、なんだい?」

「ウォッホッホッホ、社長、『誉れ』ですかね」

「きましたネェ〜、ホマレ!ですよね、勝者の証し」

「ウォッホッホッホ」

「思わずも、笑ってしまうわけね。しかしさぁ、よく、ビックリ合わせしなかったよね。

そこが、スゴイ!奇跡的な一発だったのによ」

「ウォッホッホッホ、ええ、まぁ、実力…でしょうか?」

「俺は見てましたよ、セ・ン・パ・イ」

「あぁん、なにを?」

「実はですね、社長。完全な吸い込みバイトで、

びっくりもなにも、勝手に持ってちゃいましたから」

「黙っとけ!ペラっちょ」

「がはははは、ナイス!元ノーバイピーポ〜!いいオチ」

「あはははは、実に!楽しい〜!」

「ウォッホッホッホ、最高な」

「まったく。心配とは裏腹に、たいへん良い釣行でした」

「社長、もう一回ですね、こりゃ」

「確かに。元ノーバイピーポ〜に、ヤラっれぱなしじゃあ」

「そうですよ!」

「よっしゃ、10月8日か?」

「そうしましょ!ねぇ、先輩」

「ええ、望むところですよっホッホッホ」

「余裕なご発言、是非も無し。よっしゃ〜、撤収するべ」

「山岡ですね。あれっ?新井さんとソレガシは?」

「先に上がるって言ってましたよ」

「あっちゃぁ、一回も会わずだよ、オレ」

「ウォッホッホッホ、また次回で」

「ですね。んじゃま、『打倒!ノーバイピーポ〜編』を、お楽しみに〜」

「ウォッホッホッホ、社長、『元』ですよ『元』が抜けてますよ」

「あはははは、楽しい〜!」

「です。ごめんネェ、新井さんとソレガシぃ〜、また次回にねぇ」