「なになに?月曜の天気は、暖かい日!うぅぅむ、釣りだな。うん、スノーボード、次週で

「何をそんなに唸ってるの?」

「あぁ、奥方ですか。月曜、どうしたものかと…」

「あぁ、な〜んだ」

「はて?」

「えっ、てっきりどこかに、連れて行ってくれるのかなぁ〜?って」

「はは。それはまたいずれ、折を見て、そのうちに、検討を重ねた上で、」

「そうね。雪山終わったら、釣りになって、その間も夜中に、ガラガラパタパタ、隣でやっててねぇ、忙しいよねぇ」

「はい、おかげさまで、なんやかやと。あっ、雨続きだと、ジ〜ットしておりますが」

「はいそうですね、お気をつけて、行ってきてくださいな」

「そりゃもう!」

本日の登場人物

「今季初の渓流も、一人きり…今年も、お一人つづきか?」

いやぁ、からまれました、きのうは。うちの奥方様に。

うっかり、「雨続きだと、ジ〜ットしております」って、まずいなぁ、絶対突っ込まれる。

なんか言い訳を考えて、反復練習せねば。

「そうです!全ての基本は、脱力!そして、反復練習にあり!です」

何事においても…ですね。

と、ここまで来て、ナニ言ってんだか。

さぁ、釣り釣り、天気も後押し、いただきまぁ〜す。

「これですから!もう、ハシャいじゃいますねぇ、誰もいないし!」

実は、ここの前に、一ヶ所行きました、本命の沢に。

そこに、先行者あり!しかも、餌釣りの方っぽい、で、ここに。

ところが、予想外に谷が深く、なんとか降りて来たものの、帰れるのか?!

 

「出た!」ありゃ?ノラず・・ですか。3投目でアタリあり!素晴らしい。

もう一丁、エイッ!

「…あれ?さらに、トウ〜!」

・・・・・

「フライ変えるか、いや、このまま上って、帰りにサクッと」

 

あれっきり…

まいったなぁ、さっぱり。虫は数種類いるのに、まったくライズが無い。

両側切り立ってて、深場が多い。

「石ゴロゴロで良さげぇ」ってのが、チョイあって

「えっ、またぁ、ここ渡るの?高巻くの?」

そんなのが続いて「腹空いた!おにぎり食べて、水飲んでからだ!」

 

「ヤベェ!ここは渡れない!深い!戻る戻る!」

この先は無理だな、ウエストハイウエダーじゃ。

「ええぇ!ここ登るのかぁ…登る!」

じゃないと帰れないし、入渓点までおりてから、また登りはキツイ。

唯一のアタリポイントだけど、体力温存して、次の川に行くぞ〜!オ〜!!

 

「ハァハァ‥ゼェゼェ‥ウゥゥゥ、やっと車に。ハァハァ‥ゼェゼェ‥」

200m弱ってとこか、釣りしたのは。往復だから倍、で、この有様。

情けない!弱っちぃ!年寄り!

まぁ、還暦過ぎたから、年寄り!っちゃあ、そのとうり。

スノーボード、スケートの回数が減ったせいだな、体力落ちたの。

エェイ!ヘコんでる場合じゃない、腹ごしらえして次だ!

 

「ここは?どう?」

「あれ?沢づたいに降りられそうだ」

良さげです。

 

 

あとがき

「おつかれ〜、ホント、きょうも、おつかれ〜です」

2ヶ所目は、楽に降りられた分、『釣り人多し』の感ありで。

虫はいても、ライズも無し。

やはり深場が多く、『ルアーやりたい』と、思いつつ200m程やり、撃沈!

「そうだ!放流地点だ!」と、帰りに3ヶ所目へ。

コンビニでアイス食べつつ、貼ってある『放流情報』のポスター見たら、

「ゲッ!驚愕の『80kg放流』」ヘコむ…

しかも、準備していたら、ワンちゃんと散歩のお母さん、

『鮎釣り?』

「いえ、それはまだで、今はヤマメですね。放流してあるそうです」

『あぁ、だから土日、あんなに、たくさんの人がいたのねぇ』

「えっ!そんなにですか?」

『うん、お祭りみたいだったわよ。じゃ、頑張ってねぇ』

「あ、はい…あり、ありがたやございでしゅ」ヘコむ…

いいや!少しは、チョコっとは、意外と!残っているかも…

 

「勘違い、いや、予想どうり」

ヤマメはいずこ?ここも、虫いっぱいなのに、ライズ無し。

だよねぇ、80kgですからぁ、『お祭りみたい』でしたからぁ‥。

100mもやらず、ここでも撃沈。風ピューピューで寒!

「アァァア、スノーボードだったかなぁ…」

丸沼は雪だったそうで。まさに後の祭り。

「ウンニャ!先週はノーバイ。しか〜し、きょうはワンバイ。前進じゃねェかよ!!」

とんでもない、スーパー前向き思考!

じゃなきゃ、ヤってらんないですから〜。

さて、来週は、渓流?バス?はたまた、スノーボード?

お楽しみに〜!

じゃあ、また来週〜