「コンチワ。社長、20日釣り行きません?」

「おぉ、臼井ペラ男さんジャン。ヤッホー」

「ヤ、ヤッホーって、山じゃないんだから」

「えっ?山、行きたい?行く?スノーボード」

「行きません!釣りの話し」

「キッパリ!と、きましたね。で、バス?」

「ハハハハ、それはまだ!管釣り、加賀フィッシング行きません?」

「懐かしいね。しばらく行ってない」

「でしょ。決定ですね。じゃ、現地集合で」

「おいおい、オ〜イ、ちょっと〜」

プープープー

「切りやがった。相変わらずのセッカチ君ですね」

「アッハハハ、白井さんですか?」

「はい。加賀行き強制です。どうスカ?池田さんも」

「はい、喜んで。20日現地直行します」

「こりゃ、楽しみですね」

「はい、しっかり放流されていて、釣果も上々らしいです」

「よ〜し、久々にフライやるか、試したいこともあるし」

「やりましょ、やりましょ、僕はスペイでいきます」

「わかりました。じゃ、現地で」

「はい。お願いします」

本日の登場人物

「フライロッド、振れるのか?」

「オォット!もう着いちゃったよ。北関東道のおかげで、近くなったなぁ」

『おはようございます』

「おはようす、ルアー、フライ券を、お願いします」

『あっ、お客様、10ポイント貯まっております』

「えっ!じゃ、今日はただ?」

『はい。新しいポイントカードと券です』

「アザァ〜す。やった!全く気付かずで、得した気分(^o^)」

 

「よっしゃ、準備完了。3号池に…なんじゃこりゃ〜!!

「超!減水じゃん。いつも、水が流れてる土管に、草が生えてるし!」

「う〜ん、2号池だな」

「こっちも減水だけど、人少なめで、良さげだし」

「久しぶりのフライ、マーカー付いてるけど投げられるのか〜?」

ヒュ〜ン、ヒュ〜ン、ヒュ〜〜〜ン

「なんか、ラインが軽い気がするけど、なんとかイケる。あとは、マーカーのピクピク待ち」

シ〜ン

「レレ?全くもってアタリ無し。フライ変えてみるか」

DSC_0364「老眼鏡有るし、スナップ付いてっから、交換も楽チン!」

「行けチャートマラブー、トォ〜!」

 

ピ、ピ、ピクピクピク〜

「アッ、アタリだ」

ビシッ!

「ヒクヒク〜!」

「30cm有るか無しなのに、スゴイ引き。体高も有るし、ヒレもキレイ。どうりで引くわけだ」

 

ピクピクピク〜

ピクピクピク〜

ピクピクピク〜

「ヒャッホ、ヒャッホ〜!!」

「15匹釣れたし、腹も空いたし、飯にするか?おっ、11時半!どうりで。飯、飯、飯〜」

 

「あぁ〜、寝たなぁ、2時間か。午後の部は、ルアーで行くか」

「ゲェ〜、こんなに釣り人がいたっけ? 朝早くは、ガラガラだったのに。今は、100、7、80人はいるよなぁ」

「しか〜し、そこは加賀フィッシング。全然余裕です。横にも投げられちゃうし」

 

「いた!」

『…?あっ、どうも』

「やっと会えました」

『僕も、探してウロウロしていたんですよ、朝一番』

「ヤッパ、そうだったんですね。『あそこで、スペイやっているのは、池田さんかぁ?』って、気がしてました」

『僕は、見つからないので、1号池にいました。白井さんは?』

「残念ながら、仕事休めずで」

『あっはははは〜、会いたかったなぁ、しばらくぶりに』

「それはまた次回にでも。間も無く、今の現場も終わるそうですから」

『是非是非!で、どうです?きょうは』

「マーカーで、15匹釣れました」

『いいなぁ。僕は、そこまで釣れてないですから』

「はい、意外に釣れたし、魚の引きも良くって、最高でした」

『それで、午後はルアーなんですね?』

「オッ!デタ!!ノらずか〜」

『エッ?トップウォーターですか?』

「はい、オッ!またかよ!出るけど乗らずで」

『ドライフライみたいです』

「はい、おんなじですね。オッ!」

『あっはははは〜、いいなぁ!』

「おお!ノリました!ついに!」

『僕にもきました!ダブルヒットですね!あっはははは〜、』

 

「あれ?雨?」

『あっ、雨ですね』

「4時半だし、帰りますわ」

『あ、わかりました。また誘ってください』

「ラジャ〜です。臼井ペラ男さんときますから」

『あっはははは〜、是非!』

「お疲れさまです。お先で〜す」

『ではまたぁ』

 

あとがき

「あぁ、楽しかっタァ。うん?ペラ男だ。ヤッホー」

『ご機嫌じゃないですか、社長。どうスカ?』

「はい、ご機嫌です」

『アッハッハッハ〜、池田さんは?』

「会いたがってたよ、ペラ男くんに」

『あぁ、そうでしたか。ま、次回にでも』

「そのように話しておいたよ。途中、池田さんのお知り合いの方達がきて、

難しいこと言ってたよ。『アンカーを…』って。なんだ?アンカーって」

『あっはははは〜、スペイキャストの話でしょう、俺もサッパリだったんすよ、

前にあった時、聞かされて』

「ガッハハハハ。ダメダメなフライマンだね、オレたち」

『ええ、でもいいんですよ、興味ないから』

「まぁねぇ」

『あっはははは〜、社長はダメじゃないですか、釣具屋さんだし』

「オレ?オレはバスマンだから」

『あっはははは〜、逃げましたねぇ、うまいこと』

「そのうちね、オレも密かに、やっておくから」

『またまたぁ、絶対ヤンないっしょ?』

「やるよ!そこにアンカー打って、丹念に粘り強く…」

『社長!『アンカー』が、違いますよ。それじゃ、八郎バスでしょ』

「ばれたか。いずれまた、機会を見つけてだな…」

『社長!大丈夫ですよ、誰も期待してないし。だいたい、らしくない!』

「まぁ、そこまで言うなら、やらないでもない…」

『あぁ、社長、もういいですから、その話は』

「そうお、残念だなぁ、『スペイキャストはこうだぜ』編…」

『再来週、行きましょうよ!』

「おお、了解です。それまでにはなんとか、あぁ、アンカーがだなぁ…」

『社長!クドイですよ〜』

「あれ?好きなの?工藤井静◯姉さん」

『あぁ、社長。終われなそうだから、切りますよ』

「フルからさぁ、ノラないと悪いじゃん」

プープープー

「ホントに切りやがった。それも、仕方なしか?引っ張り過ぎ」

「じゃあ、また来週〜」

 

追伸

3号池と奥はスペシァルポンドです。

本日活躍した品々

チョット見、カッチョええ?フライリールには、メチャ安!中国製フライライン。

必須!スナップとチャートのフライ。

DSC_0366ケムポップとモアジョンジョン。こちらも、チャートのみ、大活躍